京田辺市との食に関する連携事業を田辺中学校で行いました

2021/07/26

生活科学部食物栄養科学科 小切間美保教授と実践栄養学研究室の学生有志が、京田辺市立田辺中学校の2年生296名に、自分自身の食習慣を見直し改善できる能力を身に付けることを目的とした講習を行いました。

2018年度には京田辺市内の中学校3校の生徒会の協力を得て、中学生向けの食育推進冊子『Eat right, Be bright —良い食べ方は、あなたを輝かせる—』を制作。最初に小切間教授がこの冊子を用いて、なぜ食事が必要かなど基本的なことから説明し、続いて学生有志らが、中学生が夏休み中に家庭で実際に調理等を行い記録する方法について説明しました。

今後は、食育講習を受けた中学生全員に対して、健康で安全な食生活の実現について自身の意識や行動の変化に気付く機会とする事後のアセスメント調査を実施し、夏休みの調理実施記録を収集。最後に学生有志らがアセスメント調査と研究結果について報告書を作成し、中学生に配布する予定。

なお、今回の取り組みは、中学生が自らの健康や食についての状況を振り返り、適切に評価するとともに、必要な情報を収集し、健康で安全な食生活を実現するために何が必要かを考え、行動する力を身に付ける。さらには家庭で実際に調理する体験を通して、誰かの役に立つ喜びや他者の苦労を理解し感謝する気持ち、成功体験による自信、自分の存在意義などの自尊感情を向上させる機会とすることを目的としています。

 

冊子『Eat right, Be bright —良い食べ方は、あなたを輝かせる—』は、京田辺市Webサイトからご覧いただけます。

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