【日時】2025年12月10日（水）19：00～20：00
【方法】Zoom

第5回となるオンライン講演会を開催し卒業生、学生父母、教職員など約50名の方に視聴いただきました。司会は本学アナウンス部学生が務め、川崎学長による開会挨拶に続き、筒井はる香音楽学科准教授が『同志社と合唱音楽～「全同志社メサイア」の魂をつむぐ100年～』と題し、講演を行いました。

メサイアはキリストの生涯を合唱とオーケストラで演奏する音楽作品です。1925年、同志社創立50周年を祝う際に歌われた「ハレルヤコーラス」を契機に「全同志社メサイア」は本学学生、同志社大学学生らによって歌い継がれてきました。講演では、この歩みを戦前、戦後、復活の三つの時期に分け、演奏会に関わった人々の情熱や想いに光を当ててふり返りました。全同志社メサイア初期の貴重な音源が再生され、海外からの参加者や過去にメサイアに関わったOBからのコメントも得られるなど、クリスマスを前にメサイアへの理解を共有する貴重な機会となりました。

参加者からは「メサイアを聴きに行った京都での楽しいひとときを思い出しました」「メサイアを切り口にし、同志社でそれぞれの時代に関わった人が大切に紡いできた思いを知ることができました」といった声が寄せられました。

当オンライン講演会は本学教員の研究活動の一端をご紹介することで、皆様の自己啓発の一助としていただきたく開催しています。今後も継続的に実施しますので皆様のご参加をお待ちしております。