日本語集中講座(JLIC)留学生が『京の料理と菓子』 の授業に参加

2023/06/23

日本語集中講座(JLIC: Japanese Language Immersion Course)に参加中の留学生3名(アメリカ1名、カナダ1名、フィリピン1名)が、食物栄養科学科科目『京の料理と菓子』の授業に参加しました。

この日は、京都の老舗料亭「山ばな 平八茶屋」21代目主人 園部晋吾氏を講師にお迎えして、「魚料理」をテーマにした授業でした。園部先生が、「魚の分類」「刺身・造りの語源」「造りの種類」「包丁の種類」などについてお話しされたあと、鯛の三枚卸し、鯛・マグロ・エビのお造り、鱧(ハモ)の骨切りと湯引きの実演を行ってくださいました。

園部先生が、様々な種類の和包丁を使い分けながら、手際よく見事に魚をさばく様子を、本学学生も留学生も熱心に見入っていました。特に、京都の夏の風物詩でもある旬の魚・鱧の調理では、鱧の骨切包丁を使って、シャッ、シャッとリズム良く骨と身が押し切られ、最後に湯引きで鱧が花のように広がった様子を、留学生たちは驚きの表情で見つめていました。実際に鱧の落としを梅肉につけて試食することができ、口々に「美味しい」と言いながら味わっていました。

留学生たちは、母国ではできない体験に大変感激した様子でした。

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