『Japan Studies D』京都市内フィールドトリップを実施しました(Japanese Studies Program)

2022/12/07

JSP留学生と本学学生で構成する『Japan Studies D』クラスの一環で、12月3日(土)に栖賢寺、蓮華寺、詩仙堂、圓光寺へのフィールドトリップを実施しました。本授業担当のIgnacio Aristimuño先生引率のもと、JSP留学生2名、本学学生1名が参加しました。

このクラスは、庭園を通して表現される京都の禅文化を紹介するコースです。

まず初めに栖賢寺を拝観しました。こちらは通常非公開のお寺ですが、ご住職に特別講師として「坐禅」について、日常の身近な苦しみやエゴなどを例に、坐禅を行う目的や方法などを分かりやすく英語で講義いただきました。人は常に多くの物事を考え過ぎているが、坐禅では湧き上がってくるものを打ち消すのではなく、あるがままを受け入れ、その事実に触れることが大事であると教わりました。その後、実際に5分間坐禅を体験しました。

続いて、蓮華寺や詩仙堂、圓光寺を拝観し、それぞれの庭園について先生より解説していただき、参加学生は興味深く聞き入っていました。

今年度はこの日がプログラム最後のフィールドトリップとなりました。3か月に渡るJSPもあとわずかで終了します。様々な体験を経て、日本の文化・社会について理解を深められたのではないかと思います。

※撮影時のみマスクを外しています。

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