『Japan Studies C』嵐山周辺フィールドトリップを実施しました(Japanese Studies Program)

2022/12/01

JSP留学生と本学学生で構成する『Japan Studies C』クラスの一環で、11月27日(日)に松尾大社、西芳寺(苔寺)、西芳寺古墳群へのフィールドトリップを実施しました。本授業担当のPaul Carty先生引率のもと、JSP留学生3名、本学学生4名が参加しました。

京都の歴史がこのクラスのテーマとなっています。

まず初めに松尾大社を参拝しました。昭和を代表する作庭家・重森三玲氏が心血を注いで作庭した松風苑三庭を中心に拝観しました。Carty先生がそれぞれの庭の特徴や歴史を詳しく解説してくださり、参加学生は先生の話を興味深く聞き入っていました。

次に西芳寺を参拝しました。約120種の苔が境内を覆い、緑のじゅうたんを敷きつめたような美しさから苔寺とも呼ばれています。庭園の拝観に先立ち、本堂にて荘厳な雰囲気の中、写経をしました。その後、先生から「詫び」と「苔」についての話を伺いながら、秋色に染まった美しい庭園を拝観しました。その後、西芳寺から徒歩で西芳寺古墳群へと移動しました。鬱蒼とした森林の中の斜面に現れた古墳に、参加学生は中に入り驚いた様子でした。

本フィールドトリップは京都の古い歴史と、現在の美しい姿に同時に触れることのできる、忘れられない経験となりました。

※撮影時のみマスクを外しています。

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