『Japan Studies C』南禅寺・哲学の道フィールドトリップを実施
JSP留学生と本学学生で構成する『Japan Studies C』クラスの一環で、11月16日(日)に岡崎・南禅寺・法然院へのフィールドトリップを実施しました。本授業担当のPaul Carty先生引率のもと、JSP留学生3名、本学学生2名が参加しました。
このクラスのテーマは、京都の歴史です。
はじめに、平安神宮大鳥居前にある京都国立近代美術館を訪問し、堂本印象の作品等を鑑賞しました。
次に南禅寺金地院を参拝しました。金地院は京都を代表する寺院の一つ・南禅寺の塔頭寺院で、枯山水庭園“鶴亀の庭”が国の特別名勝に指定されています。Carty先生が庭の特徴や歴史を詳しく解説してくださり、学生達は枯山水庭園と紅葉を眺めながら、先生の話を興味深く聞き入っていました。
最後に哲学の道を通って、法然院を訪問しました。「寺は、いわゆる布教活動や先祖供養の場としてだけでなく、社会的役割を離れた個人の出会いの場、アーティストを育む空間、地域活動の拠点など、様々な役割を果たしてゆくことができる」という新たな取組みの説明を受けた後、境内の地蔵菩薩像などを拝観しました。
本フィールドトリップでは京都の古い歴史と、現在の美しい姿に同時に触れることができ、学生達には忘れがたい経験となりました。


