『Japan Studies C』南禅寺・哲学の道フィールドトリップを実施

JSP留学生と本学学生で構成する『Japan Studies C』クラスの一環で、11月26日(日)に岡崎・南禅寺・法然院へのフィールドトリップを実施しました。本授業担当のPaul Carty先生引率のもと、JSP留学生4名、本学学生1名が参加しました。
京都の歴史がこのクラスのテーマとなっています。
まず初めに、平安神宮大鳥居前にある京都国立近代美術館を訪問しました。Carty先生より「明治時代、西洋文化流入による美術作品の変化を感じてほしい」と説明があり、参加学生は展示作品を熱心に鑑賞していました。
次に南禅寺金地院を参拝しました。金地院は京都を代表する寺院の一つ・南禅寺の塔頭寺院で、枯山水庭園“鶴亀の庭”が国の特別名勝に指定されています。Carty先生が庭の特徴や歴史を詳しく解説してくださり、学生達は枯山水庭園と紅葉を眺めながら、先生の話を興味深く聞き入っていました。
最後に哲学の道を通って、法然院を訪問しました。Carty先生より法然上人の説明があり、「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えれば救われるという「専修念仏」の教えについて学んだ上で、境内の地蔵菩薩像や多宝塔などを拝観しました。
本フィールドトリップでは京都の古い歴史と、現在の美しい姿に同時に触れることができ、学生達には忘れがたい経験となりました。