『Japan Studies B』東京フィールドトリップを実施

2023/10/25

10月21日(土)から22日(日)にかけて、Japanese Studies Program(JSP)の日本文化・社会クラス『Japan Studies B』の一環として、東京でフィールドトリップを実施し、JSP留学生7名、クラスメイトの学生7名および引率者3名が参加しました。

Japan Studies Bでは、日本の文化や、マンガやアニメーションなどのメディア、芸術などについて学んでいます。

初日は、原宿の太田記念美術館を訪問しました。「麗しきキモノ」というテーマにスポットを当てた浮世絵を鑑賞しました。江戸時代前期から昭和初期にかけて描かれた「美人画」を通覧することで、時代によって変わる流行や着こなし、そして着物の意匠等をじっくりと堪能しました。

その後、浅草の仲見世商店街を通り抜け、浅草寺を拝観しました。多くの参拝者に圧倒されながらも、学生たちは下町情緒を残す街並みを楽しんでいました。

翌日は、六本木にあるサントリー美術館で「激動の時代 幕末明治の絵師たち」を鑑賞しました。江戸から明治へと移り変わる激動の19世紀、日本絵画の伝統を受け継ぎながら新たな表現へ挑戦した絵師たちが活躍する中で、本展では幕末明治期に個性的な作品を描いた絵師や変革を遂げた画派の作品に着目。劇的で力強い描写、迫真的な表現、そして怪奇的な画風に加え、本格的に流入する西洋美術を受容した洋風画法や伝統に新たな創意を加えた作品なども鑑賞しました。

両美術館では、参加者は先生から出された課題に時間いっぱい懸命に取り組みました。

JSPの課外フィールドトリップは、留学生と本学学生が授業外でも日本文化を学びながら、交流を深める機会となることを目的としています。この参加を機会に、日本文化についての関心と学生同士の交流が深まることを願っています。

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