『Japan Studies B』東京フィールドトリップを実施しました
10月22日(土)から23日(日)にかけて、Japanese Studies Program(JSP)の日本文化・社会クラス『Japan Studies B』の一環として、東京でフィールドトリップを実施し、JSP留学生3名、クラスメイトの学生3名および引率者3名が参加しました。
Japan Studies Bでは、日本の文化や、マンガやアニメーションなどのメディア、芸術などについて学んでいます。
初日は原宿の太田記念美術館を訪問しました。「はこぶ浮世絵 クルマ・船・鉄道」というテーマにスポットを当てた浮世絵を鑑賞しました。物や人を運ぶ人であったり乗り物であったり、またそこに描かれた雲や雪などの自然にも注目しました。
翌日は、上野にある東京都美術館で「岡本太郎」展を鑑賞しました。関西の方には万博記念公園にそびえる太陽の塔で馴染みのある岡本太郎ですが、今回は絵画から彫像、書籍、テキスタイル製品などを鑑賞しました。独特な色使いや表現方法に圧倒されながらも、岡本太郎の人生を作品とともに辿ることができました。
両美術館では、参加者は先生から出された課題に時間いっぱい懸命に取り組みました。
午後からは、下町風俗資料館を訪れ、下町の生活や地域にゆかりのある資料や生活道具、玩具などを、時折先生から説明をしていただきながら拝見しました。区内の銭湯で実際に使われていた番台に座る学生もおり、昔の日本の生活スタイルに興味津々の様子でした。
JSPの課外フィールドトリップは、留学生と本学学生が授業外でも日本文化を学びながら、交流を深める機会となることを目的としています。この参加を機会に、日本文化についての関心と学生同士の交流が深まることを願っています。
撮影時のみマスクを外しています