2024年度 海外研修(夏期)カナダプログラムを実施

2024/10/30

開催日|2024年8月6日(火)~9月1日(日)

全学部生を対象とした語学・文化研修の一つ、アルバータ大学での海外研修(夏期)カナダプログラムを実施しました。今年度は19名が参加。以下、参加学生の体験談をご紹介します。

A.Sさん 表象文化学部 英語英文学科 1年次生

私がこの夏、過ごしたエドモントンは気温が涼しく、食べ物もおいしく、自然と人々の暮らしが共存していて、心穏やかに過ごすことができる、魅力にあふれた場所でした。そこで素敵な人たちに出会うことができ、私にとって忘れられない経験になりました。
私は海外に行くのが初めてだったので、最初は私の英語力で向こうの人と会話することができるのか、ホームシックにならないか、ホストファミリーや一緒に研修に参加している人たちと仲良くなれるかどうかなど不安なことが沢山ありました。初めの3日間くらいはハプニングもあったり、ホストマザーと会話が続かなかったりと心配なこともありましたが、ホストマザーとも日を重ねるごとに仲良くなることができました。また異なる学年の友人ができて、みんなで毎日お出かけして、最終日には帰りたくなくて泣いてしまうほどの濃い時間を過ごすことができました。
この留学で私が得たものは失敗を恐れない心です。文法や単語力ももちろんあるに越したことはないと思いますが、英語を伸ばすために本当に必要なのは、失敗を恐れずにどんどん発言することです。カナダで出会った人たちは本当にみんな温かくて、私の拙い英語も聞き取ってくれるため、挑戦しやすい環境がありました。短い期間ではあったけど、英語を聞き取る能力は上がったと思うし、英語に対する苦手意識がなくなりました。1年生のうちにこのような経験ができて本当に良かったと思っています。
カナダで過ごしたこの夏はとても充実した時間でした。

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A.Iさん 現代社会学部社会システム学科2年次生

「旅行に行った時に英語が通じたし、中高6年勉強してきているからなんとかなるだろう」楽しい旅行気分でカナダに向かいました。いざ着いてみるとホストファミリーとの最初の会話で「お手洗いに行きたい」という事を伝えるにも言い回しや発音が違ったため苦労しました。空港から家に向かう車中でも相手の言いたい事はわかるのに反応するための簡単な文章が出てこない、伝わらない状況で他人の家で生活しコミュニケーションを取る事ができるのか、旅行での英会話は自分の意思を伝えるだけの物であった事がわかり、1ヶ月先が遠い未来の事のように感じ絶望しました。
しかし偶然ホストファミリーや家の雰囲気が自分の祖父母に似ていた事もあり、初めは見よう見まねでしたが積極的に話をしていると自然とコミュニケーションが取れるようになりました。
現地での授業も日本よりディスカッションが多く毎日が新鮮で、幼い頃に戻ったように全ての出来事に好奇心を持って素直に取り組む事ができた分、学んで吸収する事も多かったです。
休日やアクティビティの無い日はショッピングが好きなので、頻繁にモールに遊びに行きました。モールの店で日本での買い物の様に店員さんと話が弾んだ時は英語力が向上している事を身近な面で実感ができ嬉しかったです。
ファミリーだけでなく学校の先生やアシスタントの人々も本当に優しく多くのアクティビティを通してカナダの雄大な自然と文化を肌で感じ学ぶ事ができました。

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