2023年度秋季リトリートを開催

【講 師】 関野 和寛 先生(日本福音ルーテル津田沼教会牧師、病院チャプレン)
【テーマ】 「人生最後の日に思いっきり泣いて、笑おう」
【日時等】 10月21日(土)~10月22日(日)於:同志社びわこリトリートセンター
【参加人数】 51名(学生35名・講師1名・教職員15名)
*昨年度秋季リトリート19名(学生9名・講師1名・教職員9名)
【プログラム】 1日目:開会礼拝・講演会・グループトーキング・キャンドルライトサービス・茶話会
2日目:散策・聖日礼拝・閉会式・解散式
今回の秋季リトリートは、4年ぶりに宿泊プログラムで実施しました。講師には、日本福音ルーテル津田沼教会牧師で病院チャプレンの関野和寛先生をお招きし、「人生最後の日に思いっきり泣いて、笑おう」というテーマでお話しいただきました。
関野先生はアメリカのコロナ病棟で病院チャプレンとしてさまざまな患者の最期を看取り続けてこられました。「本来、死は孤独なもの。しかし、死は誰にでも必ず訪れる神秘の時であり、そこには何かしらの豊かさがあるはずだ。生まれてきた日に皆に抱き上げられ、祝福されたことと同じように、そのいのちを抱きしめ祝福されるのであれば、死はただの絶望ではなく、いのちが完結する瞬間になるのではないか」とお話しくださいました。死を悲しい最期とするのではなく、目の前の人の苦しみに耳を傾け、人生最後の時間を温かく豊かにしていくことがチャプレンの仕事だと語られました。秋晴れの空のもと、参加した学生にとって豊かな学びとなる時間が与えられました。
講師:関野 和寛 先生
グループトーキングの様子
開会礼拝