秋季リトリートを開催しました
【講 師】 福山 裕紀子 先生(日本基督教団 会津若松教会牧師、社会システム学科卒業生)
【テーマ】 「物語ること・聴くこと―相互理解のワークショップ」
【日時等】 10月22日(土)9:30~18:30 於:同志社びわこリトリートセンター
【参加人数】 19名(学生9名・講師1名・教職員9名)
*今年度春季リトリート41名(学生26名・講師1名・教職員14名)
【リトリートの流れ】 開会礼拝、昼食、散策、講演会、グループトーキング
キャンドルライトサービス・閉会式
今回は、日本基督教団 会津若松教会牧師で社会システム学科卒業生の福山 裕紀子先生に、「物語ること・聴くこと―相互理解のワークショップ」というテーマでお話いただきました。
福山先生は牧師として、家族や友達に相談できない悩みや苦しい気持ちを抱えて教会に訪ねてくる人の話を聞いてこられました。その中で自分のことを物語ること(自己開示の経験)と、聴くことの難しさを指摘すると同時に、その場所がないことを問題視されてきました。
1秒でも辛い気持ちが和らぎ、解放されることを願い、自分の気持ちを伝える簡単な方法として「ラップ」を紹介してくださいました。ワークショップでは、実際にグループ内で普段口に出せずにいる自分の気持ちをラップに乗せて表現することで、自分自身と向き合うことができ、相互理解に向けた新たな一歩を踏み出せる場となりました。
リトリートセンターに向かうバスの中では、実行委員がアイディアを出し合い、ユーモアを凝らした自己紹介で和やかな雰囲気づくりをしてくれました。また昼食後には、秋晴れの爽やかな空気の中散策で気分転換もできました。心休まる時間もありつつ、終始他愛のない会話を笑顔で楽しんでいる様子が印象的でした。
日々の生活から離れた場所に身を置き、学生だけでなく、講師・教職員とも交流を深め、各々にとって思いを語り共有する時間と実りのある学びのひとときが与えられました。
参加者全員で集合
(撮影時のみマスクを外しています)
散策のひとこま
(撮影時のみマスクを外しています)
グループトーキングのメンバーと
(撮影時のみマスクを外しています)
グループトーキングの様子
キャンドルライトサービス
リトリート実行委員
- 何人もの参加者の方や先生方とお話しすることで、自分自身を見つめなおすきっかけになりました。
- 自分の気持ちを素直に表現することが自由だということが知れてよかったです。
- 私は周囲に合わせてばかりなので、聞くことも大事だけど自分の気持ちも吐き出していこうと思った。
- 自分ではない誰かの悩みを聞くことで、苦しいのは自分だけではないと感じることができた。
- 講演内容はもちろん、参加者の方との距離が縮めやすかったためとても満足です。
- 様々な企画が練られており、とても充実感を得ることが出来た。
- 今度はぜひ宿泊も体験してみたいです。