TOEFL®概要

TOEFL®とは

TOEFL®(Test of English as a Foreign Language)は、国際基準の英語能力判定試験で、アメリカ合衆国の非営利団体であるETS(Educational Testing Service)が、世界約130の国・地域において実施しています。またそのスコアは、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなどの英語圏の大学で受入れられていますので、英語圏の大学に留学をめざす皆さんは、必ず受験しておきましょう。

TOEIC®との違い

テスト結果がスコア表示される点はTOEFL®・ TOEIC®ともに同じですが、出題される用語(語い)に違いが現れます。主に、入社試験などビジネスフィールドにおける英語運用力の指標となるのがTOEIC®、一方、大学や大学院の授業で使われる学術用語や日常用語に焦点をあわせたものがTOEFL®です。TOEFL®のスコアは大学のキャンパスや教室でのコミュニケーションに必要な能力を測る重要な判断材料となるため、多くの英語圏の大学に受入れられており、海外留学をめざす人の必須条件となっています。

TOEFL®試験の種類

TOEFL®には、公式な試験としてTOEFL iBT® (Internet-based Test)とTOEFL®-PBT(Pater-based Test)があります。TOEFL®-PBTは、原則として廃止されていますので、以下ではTOEFL iBT®について説明をします。このほか、非公式な試験として、TOEFL®-ITP(Institutional Testing Program)試験があります。これは、ETSが提供するTOEFL®テストの団体向けテストプログラムで、過去のペーパー版TOEFL®テスト(TOEFL®-PBT)で出題された問題を再利用した試験です。TOEFL®-ITPのスコアを協定大学留学の学内選考の出願にあてることはできますが、留学可能な大学が限られますので、注意してください。この試験は、同志社生協や英語英文学会などが実施しています。


TOEFL®・IELTS