建学の精神

同志社女子大学は、創立以来「キリスト教主義」「国際主義」「リベラル・アーツ」を教育理念の柱とし、教育・研究活動を行っています。

キリスト教主義

自らのためだけでなく、他者のために学び生きる

同志社女子大学は、創立以来一貫してキリスト教の教えに基づく愛と自由の精神を建学の理念として受け継いできました。自己確立のための学びは、隣人を愛し他者に仕える心を育むことによって深まります。自己の利益にのみとらわれず、自由かつ主体的に他者への愛を実践できる女性、社会において「地の塩、世の光」となりうる女性の育成をめざします。

宗教部だより


国際主義

世界的な視野に立って、人類の共生に取り組む

新島襄は、欧米での経験に基づき、ただ一国の視点からだけではなく、国際的視野に立って歴史や事象を客観的に俯瞰し分析しうる能力を培うことの重要性を認識し、それを教育のなかで実践しました。宗教や文化、言語や民族の違いを越えて、グローバルな視点から世界を見つめ共生の道筋を探ること、これが「国際主義」教育の原点です。

国際交流プログラム


リベラル・アーツ

人間を育む

リベラル・アーツの起源は、中世ヨーロッパの知識人が文法・論理学・修辞学・算術・幾何学・天文学・音楽の7分野の学問を修め、人間観・世界観を養うための基礎としたことに遡ります。以来、この教育方針は欧米において伝統的に採用されてきました。本学は開学時より、リベラル・アーツを教育の柱として、専門分野の知識や技術の修得はもちろん、多様な分野の学問を修めることで広い視野を養い、物事の本質を捉える力を身につけ、ゆたかな世界づくりに寄与する女性を育んでいます。

学びのシステム


本学はリベラル・アーツの伝統を大学名に表明するため、
英語名を Doshisha Women’s College of Liberal Arts (D.W.C.L.A.) と しています。


大学紹介