世界を学び、
世界を広げる

STUDENT INTERVIEW

Interview #02

知らない世界を学ぶたびに、
未来の可能性が
広がっていく。

国際教養学科4年次生 辻 菜摘美
(京都府立 山城高等学校 出身)

留学や幅広い授業で、
自分を高められる点が魅力

Q1大学を知ったきっかけと、国際教養学科に入学した理由を教えてください。

長期留学をするためには休学や留年が必要になる場合も多いけれど、同女の国際教養学科は、1年間留学にいったとしても4年で卒業することができます。この手厚い留学制度が、国際教養学科へ進学する決め手になりました。また、英語を用いて分野を超えた幅広い知識が得られる点も、同女に決めた理由のひとつ。どういった学問を専門的に学んでいくかを決めかねていた私にとって、学びながら興味を深めていける環境が、非常に魅力的に感じました。

英語、社会学、旅行。留学で
得た全ての経験が一生物の力に

Q2留学先のカナダでは、どのようなことを学び、どのように過ごされていましたか?

2年次生の夏から、カナダにあるSaint Mary’s Universityに留学。1学期目は大学附属の語学学校の授業と、大学の正規科目である社会学の授業を並行して履修しました。2学期以降は、カナダの歴史や文化人類学を受講。正規科目の予習やテストをこなすのは大変でしたが、その分アカデミックな英語力が身につきましたし、卒業論文のテーマに据えている社会学のおもしろさにも気づくことができました。友人たちとクリスマス旅行にも行ったりして、海外生活もしっかり満喫。一生の思い出をたくさんつくれました。

プレゼンやディスカッションにも
対応できる英語スキル

Q3「これを勉強しておいてよかった」「留学先でとても役立った」と感じた学びは?

国際教養学科では、1年次生の頃から留学を前提とした授業をたくさん受けることができます。英語でプレゼンを行ったり、アカデミックな文章を書いたり……。こういった練習をきちんと積めていたので、留学に行ってからも比較的スムーズに授業に溶け込むことができました。現地の授業では、ディスカッションやプレゼンが多く行われます。こういったシーンでも、同女で培ったプレゼンやスピーキングのスキルを発揮して、自分の意見を積極的に相手に伝えられていました。

留学で培ったのは
「対話を諦めない姿勢」

Q4留学を経験したことで、どのような力が身につきましたか?

特にスピーキング・リスニングの力が伸び、TOEIC®︎のスコアは200点以上アップしました。英語力以外で変わったのは、価値観や文化が異なる相手とコミュニケーションをとる力です。海外で暮らすと、自分の「当たり前」が通用せず、戸惑う瞬間にたくさん出会います。そんなとき「仕方ないか」と諦めず、話し合いの中でお互い納得できる妥協点を探っていく。こういった姿勢が身についたのは、留学で多様なバックグラウンドを持つ友人がたくさんできたからこそだと感じています。

広い視野を持った国際人として、
グローバルに活躍

Q5今後の夢、展望についてお聞かせください。

留学はもちろん同女で過ごした4年間で、社会に向ける自分の目線が高く広く育ったと思っています。留学先で身につけた異なる価値観を持つ人と対話する能力。幅広い知識を学んで得た、目の前の事象を多角的に見て問題を解決する力。これは卒業後も必ず役立つと思っています。就職予定のメーカーは、海外出張や駐在のチャンスもある会社。大学で得たコミュニケーション能力と問題解決能力を生かしながら、グローバルに活躍できる国際人をめざしていきたいです。

わたしの4年間

  • 1年次

    1年次留学の基礎準備

    スキルクラスに分かれ、留学に向けた準備を開始。英語だけでなく、海外での一般常識や避けるべき言動など、現地の生活に必要な知識も学びます。

  • 2年次春〜夏

    2年次春〜夏アカデミックな留学準備

    春学期は海外で使用されているテキストなどを使って、本格的に留学先の授業をシミュレーション。しっかり準備を整えて、夏頃からいよいよ留学がスタートします。

  • 2年次夏〜3年次秋

    2年次夏〜3年次秋カナダへ留学

    念願だったカナダへの長期留学。現地の学生に混じって正規科目を履修し、語学力のみに止まらない、広い知見が得られました。

  • 3年次秋〜

    3年次秋〜卒業論文テーマ決定

    帰国後は、ジェンダーやマスメディアに関する授業を履修。ここで得た知識と留学先で学んだ社会学をミックスし、「ジェンダー社会化」という論文テーマを決定しました。

  • 4年次

    4年次卒業論文執筆

    4年次の1年間は、英語での卒業論文執筆に奮闘。多くの文献を読み込んだり、集めたデータを比較分析したりするなかで、問題の解決法を自ら考え、思考を深める力が身につきました。

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