情報メディア学科(メディア創造学科) 卒業生の声

voice01

「自分らしいプラスアルファ」で
周囲の期待に応えたい。 石田 温子 2011年3月卒業

JFE商事株式会社
鉄鋼総括部 大阪鉄鋼総括室

現在の仕事をめざしたきっかけ、その職種を選んだ理由を教えてください。

在学中の4年間マンドリンクラブに所属し、4年次にコンサートマスターを務めました。 指揮者と奏者、双方の意見に耳を傾けながらの曲づくりはとても難しかったのですが、みんなの意見を調整する役割にやりがいを感じ、就職活動では卸売業(商社)という業界をめざしました。

現在の仕事内容についてお聞かせください。

西部地区の各営業部署の計画や実績を取りまとめ、資料作成・会議体の運営を行うなど、組織全体を俯瞰し各営業部署をサポートするお仕事です。 また役員秘書も担当しており、スケジュール調整・管理を行っています。

現在の仕事のどういった点に魅力を感じていますか。
「この仕事をやっていて良かった」と感じた瞬間やエピソードがあればあわせてお聞かせください。

入社5年目まで営業部署を経験し、6年目の春に現部署に異動しました。

異動の際、担当先のお客様が送別会をしてくださったのですが「石田さんは1お願いすると、10こなしてくれた。本当に気持ち良く仕事ができたし、いろいろ頼みやすかった」と言っていただいたときに「この仕事をやっていて良かった」と感じました。

「ヒト」が商材とされる商社の世界は成果が形として見えにくいですが、自分の働き方や人間性を見ていただけることにとても魅力を感じています。

同志社女子大学、または所属学部・所属学科で学んだことで、現在の仕事に役立っている点を教えてくだ さい。

ゼミでの時間はとても有意義でした。年1回外部から講師の先生にお越しいただき、お話しをうかがう機会があったのですが、私が2年次のときは某局の人気アナウンサーに来ていただきました。 毎日、テレビの画面を通して拝見している方で、大活躍されている超一流の方!と、私もつい興奮してしまい、たくさんお喋りをしたい!という気持ちでしたが、教授や先輩方は違いました。何が違ったかというと、「お喋り」ではなく「相手の話しを聞くこと」がベースにあり、そこから会話を膨らませていました。「コミュニケーションの図り方が上手だなぁ」と思ったことを今でも覚えています。今でもあのとき感じたことを思い出し、いかにして信頼関係を構築するか、どうすれば相手の方の話を上手に引き出せるかを考えながら会話するように心がけています。

今後の目標をお聞かせください。

頼りがいがある、でもわざとらしくなく、状況にあった行動ができる自然体の女性でありたいと思っています。

抽象的な表現になりますが「なんとなく聞きやすい人」「何かあれば頼ってしまう人」「そういえばいつも名前が挙がる人」は組織でとても大事だと思います。

そのためには、相手が求めていること+αの答えを出せることも大事だと思っていて、例えば普段からメール < 電話 < 対面でのコミュニケーションを心がけています。メールや電話では伝わって来ない相手の意図を直接お話しすることで汲み取り、+αの回答(反応)をすることで、そんな女性になれればと考えています。

これから同志社女子大学または所属学部・所属学科をめざす受験生へのメッセージをお願いします。

在学中も感じていましたが、卒業してからさらに痛感したのは「意識が高い仲間がたくさんいる」ということです。大学時代の友人とは今でも定期的に集まり、仕事や資格についての話もします。みんな常に上をめざし、目標を持っています。大手企業に就職したけど、やりたいことを仕事にしたいと転職した友人もかなり多いです。いつも刺激を与えてくれ、前向きな気持ちにさせてくれる仲間に出会えたことが、私にとっての同志社女子大学での宝物です。受験生の皆さんにとっても、同志社女子大学がそのような場になることを願っています。

情報メディア学科(メディア創造学科) 卒業生の声
TOPページに戻る

PAGE TOP