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Doujo Women's Career Story

卒業生の仕事 - Graduate jobs - 多彩な業界で活躍する同女の卒業生インタビュー

仕事内容も、やりがいも、大学時代のエピソードも、
卒業生のリアルをお届けします。
舞台監督助手
学芸学部音楽学科
音楽文化専攻 卒業

舞台を支える。舞台に立つ。
人に幸せを届ける芸術家に。

舞台監督助手としてオペラやオーケストラの現場に携わりながら、自身の音楽活動も続ける卒業生。舞台に立つ側と支える側、その両方の経験を重ねながら、音楽と向き合い続けています。現在の仕事内容やこれまでの歩み、大学での学びとのつながりを伺いました。

My Story

Episode01

舞台の裏側から、
芸術をつくり上げる仕事。

現在はオペラの舞台監督助手として、舞台設営や進行補助などを行っています。舞台袖でタイミングを見ながら役者を送り出す「Q出し」や、演者のケアも重要な役割です。また、指揮者・佐渡裕が芸術監督を務める「スーパーキッズ・オーケストラ」では、助手として楽譜の整理や座席配置の管理、こどもたちのサポートにも携わっています。舞台芸術の世界にかかわるようになって3年ほど。大学時代から描いていた夢ではありましたが、卒業後すぐに辿り着いたわけではありません。今、こうして舞台にかかわる仕事ができている原点には、同女での学びや経験、人との出合いがあります。

Episode02

「一つに決めきれない」からこそ、
横断的に学べる同女へ。

幼い頃からピアノ、歌、ミュージカル、芝居、美術と幅広く芸術に触れてきましたが、大学進学の際にどれか一つに絞ることに違和感がありました。そんなときに出合ったのが同女の音楽文化専攻です。演奏技術を磨きながらも音楽を多角的に学べる環境に、「ここなら自分の興味を広げていける」と感じました。特に興味を抱いていたのは「人」。音楽は人から人へ伝わり、舞台は人と人をつなぐものです。人そのものへの理解を深めたいと考え、「教育」を切り口に人の発達や成長、心理についても学びました。またピアノのレッスンでは、単に楽譜どおりに弾くのではなく、作品の構造を理解しながら奏でることで、表現に変化がうまれてくるのを実感。音楽を学問として学び深め、その知識を表現に結びつけた経験から、より説得力のある演奏ができるようになったと感じています。

Episode03

舞台を「つくる」経験が、
進む道を示してくれた。

興味の赴くままに学びを広げていた私ですが、演奏会を立ち上げた経験も、今の活動に大きな影響を与えています。音楽文化専攻の有志を募り、2年次と4年次のときに、学生主体で企画を開催しました。そのときに、友人から「演出にむいているよね」と言ってもらったことが、舞台や演出にかかわる仕事を意識し始めたきっかけに。さらに、演奏専攻の学生による学内オペラ「フィガロの結婚」の公演をサポートさせてもらったときに、舞台指導を務める舞台監督さんと出合いました。「本物の舞台を見たい」と伝え、実際の現場に連れて行ってもらえる機会を得た出来事が、舞台の世界へ踏み出す大きな転機となりました。

Episode04

遠回りのように見えた時間が、
今の自分につながっている。

在学中に2度、海外留学を経験したのですが、舞台の現場にかかわるなかで、海外への想いはさらに強くなっていきました。卒業後は一度就職するも、その想いを捨てきれずウィーンへ留学。舞台芸術に関係するコミュニティを辿って、いろんな舞台を見せてもらったり、レッスンに参加したりと、海外で舞台芸術を学ぶ時間を過ごしました。帰国後は小・中学校で音楽科の臨時講師として働きながらも、舞台芸術にかかわるきっかけを探す日々。ついに、過去のつながりから業界に入るきっかけを掴むことができ、縁を辿って、現在の「スーパーキッズ・オーケストラ」や、オペラの舞台監督助手の仕事にもつながっています。今、振り返ると、当時は遠回りに思えた時間も、すべて今の自分に必要な経験。教員として子どもと関わった経験も私の宝物です。音楽・舞台・教育といったこれまでの学びや経験が一本の線となって、私らしい働き方を形づくっています。

Episode05

表舞台と裏舞台。
その両方に、喜びがある。

この仕事のやりがいは、作品にかかわれているという実感にあります。お客さんからは見えない場所で、さまざまなスタッフと連携しながら舞台を支える。その積み重ねが作品をつくっていることに、大きなやりがいと感動があるんです。一方で、アーティストとしての活動も展開しています。同女の同級生と立ち上げたバンド「Revine」ではボーカルを担当し、演奏活動も継続しています。人とのご縁を大切に。舞台を支える側と立つ側、その両方の立場から、人を幸せにできる芸術家をめざしていきたいです。

私にとっての同志社女子大学

出合いが重なり、
自分の可能性が磨かれていった。

同女は、学びの場であると同時に、出合いの場でもありました。人との縁が次の縁をつなぎ、今の自分を形づくっています。夢に近づくことができたのも、あの4年間があったからこそ。リベラル・アーツの環境のもと、さまざまな分野の授業を受けながら、演奏のレッスンにも取り組める。その自由度の高い学びのなかで、多くのチャレンジを重ねてきました。やればやるほど、行動するほどに可能性が広がっていく。その実感を得られた4年間は、今もこれからも、自分の支えであり続ける大切な時間です。
※掲載内容はインタビュー当時のものです
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