Doujo Women's Career Story-多彩な業界で活躍する同女の卒業生インタビュー-

仕事内容も、やりがいも、大学時代のエピソードも、
卒業生のリアルをお届けします。
東京海上日動火災保険株式会社
関西損害サービス第2部 1課
表象文化学部英語英文学科 卒業

人のため、そして自分のために。
社会で活躍し続ける女性になりたい。

保険会社に勤務し、事故や災害に遭われた方のサポートを行う卒業生にインタビュー。在学中に経験したカナダ留学が、仕事への熱い思いを持つきっかけになったそう。4年間で大きな成長を遂げた彼女に、留学時のエピソードや現在のやりがい、これからのビジョンについても語ってもらいました。

My Story

Episode01

留学を経験したことで、
海外とつながる仕事に憧れを抱いた。

在学中にカナダへの留学を経験したことで、将来は日本を拠点に、海外ともつながりを持てる仕事がしたいと考えていた私。就職活動をする中で強烈に惹かれたのが、「日本の企業の挑戦を支える会社でありたい」という東京海上日動火災保険の言葉です。日本企業が海外進出する際にマーケット調査などを行い、企業の成功のために支援するという保険の仕事があることを初めて知りました。それまで保険業界は遠い世界のように感じていましたが、まさに私が憧れていたかたちだと確信し、この会社を志望しました。

Episode02

お客様の一大事を迅速に解決し、
安心を丁寧に届けていく。

現在は損害サービスという部門で、有事の際の示談代行や、保険金をお支払いする業務を行っています。自動車事故が発生した場合は、裁判例の確認や弁護士への相談をふまえ、過失の割合の精査や、損害物の復旧に必要な金額の調査などを実施。当事者双方のお話を伺いながら、示談成立までお客様をサポートします。また、自然災害が発生した場合の支援業務も私の業務です。事故や災害は、お客様にとって一生に一度あるかないかの一大事。お客様の不安を取り除き、平穏な日常を取り戻せるよう、迅速に対応することを心がけています。

Episode03

大きな災害の支援を経験したことで、
この仕事の重要性を改めて実感。

私が入社した年に、北海道から沖縄まであらゆる地域で家屋が倒壊するほどの、記録的な台風が発生しました。当社でも各地に支援対策室を立ち上げ、全国の社員が一斉に災害支援の業務に対応。「一刻も早く安心してもらいたい」と全員で気持ちをひとつにし、全力で支援にあたったとき、就職活動で耳にした「保険会社はインフラのインフラ」という言葉の意味を初めて実感しました。国民の安全や平静な日常を保つための重要な機能で、自分もその一部に携っているんだと、一層気が引き締まった出来事でした。

Episode04

満を持して臨んだカナダ留学をきっかけに、
自分の価値観が大きく変わった。

2年次からAESコースで、ネイティブの先生の指導のもと英語で議論したり、英語の文学や映画を見ながら、表現や単語の微妙なニュアンスに至るまで理解を深めました。翌年にはカナダへ留学。この時のホストマザーとの出会いが、私の価値観を大きく変えることになります。彼女は学校で先生をしつつ、養子に迎えたこどもの子育てにも奮闘していました。「私は母親になったけど、先生として教育にずっと携わっていたい」。彼女の言葉に、結婚後のキャリアをあまりイメージしていなかった私はカルチャーショックを受けました。その日から、「結婚=退職」という固定概念にとらわれず、自分も一人の人間として社会で活躍していきたいと考えるようになりました。

Episode05

女性として、社会人として、
自分の目標を追い続けたい。

私は入社するまで、約款など読んだことがなく、法律に関しても無知でした。勉強を続けていくことは大変ですが、留学したときに感じた「知らないことを知るって楽しい」という気持ちがずっと根底にあり、少しずつ自分の世界を広げられることをうれしく思っています。これからも留学で培ったコミュニケーション能力を生かしながら、様々なお客様と関わり業務に邁進していきたいと思います。留学先で出会ったホストマザーのように、もし家庭を持つことになったとしても自分のキャリアを諦めず、社会に貢献し続けたいです。

私にとっての同志社女子大学

入学してからも、自分の進みたい道を選べる環境。

高校生の皆さんは自身の進路について悩むことも多いかと思いますが、私は大学生活を振り返ってみて、勉強してみないと分からないこともたくさんあったなと感じています。表象文化学部では、一年間学んでみて、さらに実践的な英語を身につけたいと感じれば、海外留学で通用するような英語能力を養うAESコースに進むこともできます。入学してからも自分の道を選べるということが、私にとっては本当にありがたかったです。留学を含め、自分が学びたいこと、行きたい場所を諦めずに、どんどん挑戦していける環境がある。それこそが、同志社女子大学の最大の魅力だと思っています。
※掲載内容はインタビュー当時のものです
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