Doujo Women's Career Story-多彩な業界で活躍する同女の卒業生インタビュー-

仕事内容も、やりがいも、大学時代のエピソードも、
卒業生のリアルをお届けします。
ローム株式会社
西日本・東海営業本部
西日本第1営業部 ICS課
現代社会学部社会システム学科 卒業

自ら発言し、対話することで、
お客様と社内のつくり手をつなぐ。

半導体や電子部品を世界に発信する京都のメーカーで、営業事務として働く卒業生にインタビュー。目の前の業務に向き合うだけでなく、自分の意見を伝えることも大切にしているという彼女に、学生時代の学びからお仕事のやりがいまで、さまざまな質問に答えてもらいました。

My Story

Episode01

「誰かの役に立つ仕事」に憧れて、
人の生活を支える、ものづくりの企業へ。

両親や友達、周りの人に支えられて生きてきたからこそ、自分も誰かの役に立つ仕事がしたい。私はそんな思いを胸に、就職活動をしていました。ロームの会社説明会に参加した際、人の生活に欠かせない製品をつくり、世界に発信していくという姿勢を知り、心惹かれたことを覚えています。また、私たち学生に対して、実際に働いている社員の方々が丁寧かつフランクに話してくれ、人柄の良さを感じたことも、この会社の一員として働きたいと思った理由のひとつです。

Episode02

お客様と社内の製造部門、
双方の声を聴き、製品を届ける。

家電製品や、パソコン、スマートフォンといった情報機器、自動車などの頭脳となる半導体を生みだすローム。私は営業事務として、納期の管理や見積書の作成、サンプルの手配・発送などを担当しています。中でも注力しているのは、製造から納品まで、滞りなく進めていけるようサポートする納期管理の業務。お客様と社内の製造部門の橋渡し役として、どちらの声にも耳を傾け、タイムリミットと製造のキャパシティを照らし合わせて調整を行っています。

Episode03

常にお客様のために動き、
不足の事態に備えてあらゆる対策を。

社内外問わずたくさんの方と関わる営業部門ですが、お客様への対応には特に注意を払っています。お客様のご希望の納期に間に合わない可能性があるときは、あらかじめ代替部品を用意しておいたり、輸送機関に問題が発生しても遅延を防げるよう、別の配送ルートを把握しておいたり。万が一トラブルが起こってもすぐに対応できるよう、常に安全網を張ることを心掛けています。やりがいを感じる瞬間は、お客様からメールや電話で「いつもありがとう」「調整してくれて助かったよ」と感謝の言葉をいただくとき。数字ではなく、お客様の声から達成感を得ることができるというのは、とても貴重なことだと感じています。

Episode04

みんなで同じ目標に向かった経験から、
積極的に発言する姿勢が身についた。

大学生活の中で思い出深いのは、所属していたゼミで、プレゼンテーションの全国大会に出場したことです。生命保険の必要性について説くというテーマのもと、チームで内容の構成や資料の作成、発表の練習を行いました。一番の学びは、みんなで異なる意見を出し、刺激しあうからこそ、より良いアイデアが生まれていくということ。それまで自分の考えを話すことが得意ではなかったのですが、ひとつの目標をみんなで達成するためには、人の意見を拾うだけでなく自分の意見を伝えることも必要なんだと気づきました。上司に意見を求められる前に自分から発言する、という現在の私の姿勢も、この学びが礎となっています。

Episode05

先輩方のように他部門との壁を越え、
意見を伝えあえる信頼関係を築きたい。

リモートワークが主流となった現在、自分からどんどん発言してコミュニケーションすることの大切さを、より実感するようになりました。営業職の方にも積極的に意見を伝える事務職の先輩方の姿から、日々たくさんの刺激を受けています。先輩方のように部門を越えて対話し、信頼関係を築いていけるよう、知識をつけるための勉強や発言の機会を大切にしながら、仕事に励んでいきたいです。

私にとっての同志社女子大学

いつの間にか、自分の未来が見えてくる。

大学に入るまでの私は、将来の夢や自分の意志をはっきりと持っていませんでした。そこで進学先として選んだのが、まず幅広い分野を学び、その上で5つのコースから自分の興味のある道へ進んでいける社会システム学科。自由だからこそ主体的に考える力が自然と身につき、自分で答えを見極めることができるようになったと感じています。高校生の頃の私のように、やりたいことがまだ分からなくても不安に思うことはありません。ここで学んでいくうちに、進むべき未来がきっと見えてくるはずです。
※掲載内容はインタビュー当時のものです
TOP