Doujo Women's Career Story-多彩な業界で活躍する同女の卒業生インタビュー-

仕事内容も、やりがいも、大学時代のエピソードも、
卒業生のリアルをお届けします。
株式会社大広WEDO
プロモーション力Divisionチーム大阪 プロモーション力
学芸学部メディア創造学科 卒業
(現・メディア創造学科)

好奇心のアンテナを張りつづけ、
“体験”で“感動”を起こすイベントづくりを。

広告会社でプロモーション事業に携わる卒業生にインタビュー。動画制作やイベント実行委員など、大学での経験がこの業界に導いてくれた、という彼女。エネルギッシュな姿の根底には、「リアルな体験を通じて、感動を与えたい」という強い想いがありました。

My Story

Episode01

広告業界をめざしたのは、
心動かす体験を誰かに届けたかったから。

1年次生のとき、映像制作の授業で、出産の現場を撮影する機会がありました。この目でお産を見て感じたのは、「人が生まれること」の素晴らしさと、心震える強い感動。後日、協力いただいたご家族に動画や写真を送ったところ、「一生の記念にします」というお手紙もいただいたんです。一連の出来事から、「体験によって、人の心は大きく動く」こと、そして「自分が携わった作品で人を笑顔にする喜び」を学びました。この経験と、大学でイベント実行委員をしていたことが相まって、「誰かの心を動かす体験を創り、多くの人に届けていきたい」と思うように。イベントの企画・運営を行える、広告業界に飛び込むことを決意しました。

Episode02

アイディア出しにも全力投球。
経験の浅さは、熱意でカバーする。

私が所属しているのは、企業のプロモーションを手がける部署。自分ひとりでイベントや制作物の企画・運営を担当することはまだないのですが、アイディア出しや、市場のリサーチなどで企画提案に関わることも。小さくても実績を残すことが大切だと考え、先輩に「何かアイディアある?」と尋ねられたときは、いつも全力で取り組みます。好奇心旺盛で、TikTokやYouTube、Twitterなど各種SNSをくまなくチェックしているのが私の強み。流行を取り入れ、若者の感性を意識したアイディアを、できるかぎりたくさん提出するようにしています。

Episode03

アイディアがかたちになった瞬間の
喜びをかみしめ、前に進み続けたい。

以前、とある大学の入学・卒業イベントを担当したときのこと。学生が記念撮影を行うパネルに記載することばを、考えることになりました。チームの先輩からは軽く「いい案があったら出してね」と頼まれたのですが、100本近く案を考えて提出。1、2本ではありましたが、採用してもらえました。自分の考えたことばがパネルに載ったのを見て、胸がいっぱいになったことを覚えています。アイディアがかたちになり、それを見た人が喜んでくれる。そこに大きな達成感とやりがいを再確認し、これからも努力を惜しまず、毎回全力を出し切ってイベント企画に臨みたい!と決意を新たにした出来事でした。

Episode04

授業で高めたプレゼンスキルが、
考えを伝える今の仕事に役立っている。

大学生活のなかで、特に心に残っているのは授業の一環として行われたプレゼン大会。チームでプレゼンを行い、伝わりやすさや考え方の精度を競うのですが、私の所属するチームは意見が二手に分かれてしまったんです。先生の助言もあり、私たちはチームを分割してプレゼンを行うことに。イレギュラーな状況ながら「自分の想いがきちんと伝われば、絶対に評価されるはず」と信じて全力で取り組み、1位を獲得することができました。意見の食い違いを「まあいいか」で済まさず、きちんと問題点に向き合う。そして、相手を受け入れつつも自分の主張を伝えていく。授業を通して培ったプレゼン力は、今も企画提案などの場で役立っています。

Episode05

誰かの心を震わす日を夢見て、
今日も、ノートに企画を書き留める。

この業界に入るきっかけにもなった「体験が、人の心を動かす」という想いは、これからも持ち続けていきたいです。まずは一連のプロジェクトを、自分の手で成立させること。その上で、記憶に残るような感動体験を企画・運営していくことが今後の目標です。具体的には空間デジタルアートなど、テクノロジーを用いた新感覚なイベントに携わりたいと考えています。目標に少しでも近づくため、日頃から気になったことばやアイディアをノートに書き留めるのが私の日課。ノートから飛び出した企画が、多くの人の笑顔をつくる日を夢見て、これからも走り続けていきます。

私にとっての同志社女子大学

熱くなること、本気になることの楽しさを教えてくれた場所。

学科の友人は “好き”を極めている人ばかり。そのおかげで常に幅広いカルチャーにふれて、視野を広げ続ける姿勢が身につきました。先生方の惜しみないサポートにも感謝しています。学生の何気ない話も真剣に聞く。学生同士の意見の食い違いをスルーせず、あえてぶつかり合わせる。そんな先生ばかりでした。モチベーションを引き上げてくれる存在があったから、熱い大学生活を送れたのだと思います。いつか同志社女子大学で自分の企画したイベントを開催するのが私の夢。みなさんも本気で学び、熱くなれる4年間を過ごしてください。そうすれば、この大学が「また帰ってきたい」と感じられる場所になっていくはずです。
※掲載内容はインタビュー当時のものです
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