
医学研究所
北野病院 看護部
看護師
患者さん一人ひとりに寄り添い、
頼ってもらえる関係性を築いていく。
循環器内科に所属し、主に高齢の患者さんの看護ケアを行っている卒業生にインタビュー。病態が急変しやすい患者さんが多く、迅速な対応が求められる現場で活動されています。看護ケアを行ううえで心がけていることや、仕事に生きている在学中の学び、将来の目標などを語ってもらいました。
進路先を考えるうえで、
7つの病院実習に参加。
在学中に、7つの病院での学外実習に参加しました。その中でも、北野病院は看護師同士や、他職種とのコミュニケーションが盛んで、病院の明るい雰囲気が印象的でした。さらに、急性期の患者さんへの看護ケアや、最先端治療を行っていることから、この病院を志望しました。
少しの異変も見落とさない。
急変が多い患者さんへの、看護ケア。
私が所属している循環器内科は、病態が急変しやすい高齢の患者さんが多くいらっしゃいます。少しの異変も見落とすことがないように、絶えず患者さんの様子に気を配りながら、安全・安楽に入院生活を送れるように援助しています。現在は、限られた時間の中でどうすれば患者さんへ最大限のケアが提供できるのか、信頼関係が構築できるのかを模索しているところ。先輩がどのような看護ケアを行っているのかを見て細かくメモをとったり、アドバイスをいただいたりしながら、看護のあり方を今も学び続けています。
1日に7人の患者さんを、受け持つことも。
毎朝5時に起き、7時30分に病院に到着し、その日担当する患者さんの情報を収集。8時30分から勤務にあたるというのが、朝のスケジュールです。多いときは7人の患者さんを担当する日もあり、限られた時間の中でどう優先順位をつけて動くかを考えています。月に4〜5回ほど夜勤の日もあり、勤務後に映画鑑賞やショッピングを楽しむなど、リフレッシュの時間も大切にしています。
「人生の先輩として、患者さんに接する。」
先生の言葉を、今も心に留めています。
在学中は、これから高齢者看護の必要性が高まることをふまえて、高齢者の健康長寿について研究するゼミに所属していました。そこで、先生から言われたことが心に残っています。「患者さんは、自分たちより年上の人がほとんど。“人生の先輩”として、尊敬・尊重の気持ちを持ってかかわりなさい」という言葉です。この言葉を心に留めて、今も患者さんとの丁寧なコミュニケーションを心がけています。また、在学中には高齢者・在宅・成人急性期・成人慢性期・精神・小児・ウイメンズヘルスといったさまざまな領域での実習を通して、病院ごとに異なる特色を知ることができました。将来の選択肢が広がるとともに、自らのめざす看護師像を見つめるきっかけにもなりました。
患者さんから、頼ってもらえる看護師をめざす。
今の目標は、患者さんから私の名前を覚えて声をかけてもらえるような看護師になること。そのためにも、患者さん一人ひとりに寄り添い、患者さんとのコミュニケーションを重ねながら、信頼関係を築いていきたいです。