&リゾーツ株式会社
京阪ステイズ株式会社
カフェテル事業部出向
ゲストとの交流を楽しみながら、
京都の旅を、より良い思い出に。
「人と話すこと、人を喜ばせることが好き」。そんな気持ちを原動力に、世界有数の観光都市・京都のホテルスタッフとして奮闘する卒業生にインタビュー。海外からの観光客や、大切な記念日を過ごすゲストに寄り添う毎日について、語っていただきました。
「人を喜ばせたい」という想いに、
ぴったりはまったホテルの仕事。
人と話すことや、人を喜ばせること、サプライズで楽しさを届けることが好きな私。人と接する仕事にしぼって就職活動をすすめる中で、旅や記念日など、大切な思い出づくりのお手伝いができるホテル業界への就職を決めました。京阪ホテルズ&リゾーツは関西圏の宿泊施設だけでなく、京都タワーなどの観光施設の運営も手掛ける会社。幅広いコンテンツを有しているこの会社でなら、訪れる人の「楽しい!」という気持ちを自分のアイデアで生み出す仕事にも、携われるかもしれない。そう思ったことが、この会社を選んだ理由です。
相手に寄り添うコミュニケーションで、
ゲストの笑顔をつくっていく。
私が働いているのは、「CAFETEL 京都三条 for Ladies」。規模の小さな施設なので、予約の管理から部屋の清掃、チェックイン/アウトの対応、併設されたカフェでの接客など、すべての業務をこなしています。業務は多岐にわたるものの、その分、ゲストとたくさん交流できることが仕事の魅力。京都という土地柄、英語で問い合わせが来たり、外国の方が宿泊されたりすることも多いです。そんな時は、私が率先してコミュニケーションを担当。英語で対応した瞬間に、不安そうだったゲストの表情が明るくなるのを見ると、学科の授業や留学を通じて英語力を磨いてきてよかった!と感じます。
ただ泊まるのではなく、
楽しめる部屋を手作りする。
季節ごとのイベントや作家さんとのコラボをテーマに、年に数回デザインを変える「コンセプトルーム」があることが、CAFETELの魅力のひとつ。コンセプトルームの企画はスタッフに任されていて、私も数年前まで部屋作りを担当していました。人に喜んでもらうための仕掛けを頭の中で描き、試行錯誤しながら形にする。その過程が楽しくて、夢中になって飾りつけに奮闘していたことを覚えています。出来上がった部屋にゲストが訪れ「かわいい!」「また絶対泊まりたい」と言ってもらえることに、大きな達成感を感じていました。
留学で得たプレゼン力を生かし、
リクルーターにも挑戦中。
大学時代の留学で得た大きな力。それは、プレゼンテーション力です。留学先ではプレゼン主軸の授業が多く、先生からは「台本を用意しないように」と指導されていたので、台本なしでも言いたいことを取りこぼさない方法や、相手に伝わる話し方を自分なりに模索。練習を繰り返し、プレゼン資料を指針にしながら、アドリブで話すスキルを身につけました。帰国後、ゼミの先生に「プレゼンがわかりやすい!」と褒めてもらえたことも、大きな自信になっています。最近、就活生の前に立って先輩社員の声を届ける「リクルーター」を担うことになったため、発表の際には、大学で培ったプレゼン力を存分に生かしていきたいです。
日々をゆたかにしてくれているのは、
留学で育った「少しの大胆さ」。
私は元々、ひとりで何かを決断するのが苦手な上に、完璧主義で生真面目すぎる性格でした。時々しんどさを感じることもあった性格を変えてくれたのは、留学で得た経験の数々。「何もかも完璧こなさなくても、世界は回るんだ」「やりたいことには、自分の独断でチャレンジしていいんだ」。留学で広い世界を見てそう思えたことで、肩に入っていた力が抜けたように感じています。英語力やプレゼン力などのスキルはもちろん、人生が豊かになる物の見方が身につく。留学経験は、さまざまな面から私の人生を前進させてくれました。