Doujo Women's Career Story-多彩な業界で活躍する同女の卒業生インタビュー-

仕事内容も、やりがいも、大学時代のエピソードも、
卒業生のリアルをお届けします。
株式会社堀場製作所
海外営業部
学芸学部国際教養学科 卒業

言語も文化も越えて、多様性を楽しみ、
人と向き合い続けていきたい。

総合メーカーの海外営業として、世界各地の拠点と本社をつなぐ卒業生にインタビュー。グローバルな職場で感じるやりがいや、働くうえで大切にしていることなどをうかがいました。
多様性を楽しむ彼女の働き方のルーツは、在学中のカナダ留学から得た経験にありました。

My Story

Episode01

世界各国の社員が集まる環境で、
自分の力を試したかった。

高校の頃から英語が好きで、留学がカリキュラムに含まれている国際教養学科への進学を決めました。4年間の学びを経て抱いたのは、英語のスキルを生かし、世界中の人と関わる仕事がしたいという想い。その志を実現するために、世界各地に拠点を持つ堀場製作所に入社し、国籍はもちろん、育ってきた環境や文化、これまでの勤務経験なども全く異なるメンバーと働いています。それぞれのバックボーンが違うから、常に新しい発見がある職場です。

Episode02

北米と日本のメンバーをつなぐため、
開発に関わる知識も積極的に吸収。

現在は海外営業部に所属。北米拠点と本社との間に入り、プロジェクトのコーディネートを行っています。現地と日本をつなぐ通訳でもあるのですが、開発部門が使う専門用語を英語で説明するのは至難の業。相手に伝えるためには、私自身がまず言葉の意味をしっかり理解しないといけません。用語に詳しい開発部門の社員に意味を聞き取りしたり、資料とにらめっこしながら、勉強し続ける日々を送っています。

Episode03

結果を出すため、本音でぶつかり合う。
だからこそ、成功の喜びも倍増していく。

海外のメンバーから学んだのは、本音で話すことの大切さ。「察する」という日本人的な感覚は通用しないので、忖度なしで話さないと伝わりません。初めは戸惑いもありましたが、コミュニケーションを重ねるうちに「彼らも同じ人間なんだ」と思うように。私が本音でぶつかれば、本音で返してくれる。シンプルでいいんだ、と考えられるようになったんです。本音で語り合い、真剣に意見を交わすからこそ、納得できるまでに時間がかかることもあります。しかし、苦労を乗り越えた後は喜びも倍増しますし、絆も強まります。以前難しいコンペを勝ち抜いたときには、海外拠点のメンバーと一緒にガッツポーズを決めていました。

Episode04

大学時代の留学経験が、
海外と自分の人生を結びつけてくれた。

今でこそ海外のメンバーともリラックスして関わることができていますが、これは大学時代にカナダへ留学したからこそ。留学当初は自分の英語力が不安で、うまく喋れませんでした。しかし、現地の方々は私の拙い英語を必死に理解しようとしてくれました。そのあたたかさにふれて、壁をつくっていたのは自分だと気づいたんです。スキルに関係なく、一生懸命伝えることがコミュニケーションの第一歩。この気づきを経て、どこか「別世界」だと思っていた海外の人々や生活を自分と地続きに感じられるようになりました。

Episode05

プロ意識と仲間意識。
両方の絆で、周囲とつながる。

国外と本社をつなぐ橋渡し役を担うようになってから、強く感じているのがチームワークの大切さ。人はひとりでは生きていけないし、ひとりで達成できることには限界があります。だからこそ今後は、自分の成長のみならず、みんなが気持ちよく働ける環境づくりに取り組みたいと考えています。メンバー全員がプロとしてお互いを尊重しながらも、楽しく支え合う。そんな「プロ意識と仲間意識」にあふれた職場環境をつくり、周囲の人とともに、成長していきたいです。

私にとっての同志社女子大学

目標に向かって、密度の高い毎日を送れる場所。

少人数制の授業が多く、先生との距離が近いところが国際教養学科の魅力。先生方には留学や就職について気軽に相談できますし、夢をあと押しする言葉もたくさんいただきました。また、学科には「これをやりたい!」という強い意志を持った仲間がたくさんいます。能動的に学ぶ姿勢をもった友人がいたからこそ、私自身も高いモチベーションを維持し続けることができました。留学に、日々の授業、勉強、バイトなど、めまぐるしい4年間でしたが、好きなことに打ち込んだ時間はかけがえのない経験になっています。みなさんも、興味のあることには全力で取り組んで、「やりきった」といえる学生生活を送ってください。
※掲載内容はインタビュー当時のものです
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