社会で活躍する卒業生 第11弾

みなさんこんにちは!

日本語日本文学科4年次生のみおです。

桜も見ごろを迎え暖かい日も増えてきましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回の「社会で活躍する卒業生へのインタビュー」は、

2018年3月に表象文化学部日本語日本文学科を卒業されたK.N.さんです!

みお

では、初めに現在のお仕事の内容について教えて下さい。

K.N.さん

大阪の私立高校で、非常勤講師として現代文を教えています。

みお

現在のお仕事を選んだ理由は何ですか?

N.K.さん

私は、大学時代に日本語日本文学科で、文学研究をしていたのですが、 そこで得た知識を生かせる仕事は何だろうと考えていた時に高校時代の恩師に教師の道を勧められました。 教師として、生徒に文学を教えることでこれまでに得た知識を生かせると気がつき、 教師の道に進みたいと思ったのが今の仕事を選んだきっかけです。

みお

実際に教師の道に進んでみて、気がついた魅力などはありますか?

N.K.さん

授業を通して、生徒が文学に興味を持ってくれたときや、 文学を学ぶ楽しみを感じてくれたときに、とてもやりがいを感じます。 教材研究をした上で、自分の教えたことが生徒に伝わった瞬間を味わえることが教師という仕事の魅力かなと思います。

みお

魅力溢れるお仕事をされている中で、気をつけていることはありますか?

N.K.さん

教師として気をつけていることは、言葉遣いや個人情報の扱い、生徒に対する平等性など沢山あります。 また、教師としての姿を生徒には見せたいので仕事とプライベートはしっかりと分けるようにしています。

みお

お休みの日はお仕事のことはまったく考えないですか?

N.K.さん

教師になって3年目の頃、ようやく仕事とプライベートを切り離すことが出来るようになりました。 正直、2年目までは頭では分かっていてもプライベートな時間に仕事を引きずってしまうことが多かったです。 失敗してしまったことや、明日やらなければならない事など、ずっと仕事のことを考えていました。 そんな2年を経て、今では仕事の時はしっかりと集中したうえで、プライベートな時間も大切に過ごせるようになりました。

みお

では、お仕事をしている中で大変なことを教えて下さい。

N.K.さん

教師の仕事は多岐に渡るので、大変だなと思うことは沢山あります。 常にやらなければならない仕事が山積みなので。 しかし、そんな日々の中で、生徒の何気ない一言や、嬉しい一言で全部吹き飛んでしまいます。 生徒は私に、癒しをもたらしてくれる存在なので、生徒と長い時間関わっているとストレスを感じる暇がないですね。

みお

高校生の頃に思い描いていた将来像と、今は一致していますか?

N.K.さん

高校1年生の頃から文学を学びたいと思っており、大学に進学しました。 大学時代には文学に関わる仕事がしたいとずっと考えていたので、高校生の頃から思い描いていた将来像に一致していると思います。

みお

文学を学びたかったと言うことですが、 数ある大学の中で、どうして同志社女子大学を選んだのですか?

N.K.さん

文学を学ぶ上で欠かせないのが図書館だと思うのですが、 同女だと設備が整っていることに加えて京田辺キャンパスの図書館や、お隣の同志社大学の図書館も利用できるので、 蔵書数が関西の中でも多い大学であるということを知りました。 そうした理由から、より良い環境の中で大好きな文学を学びたいと思い、同女を選びました。 文学研究をする上で適切な環境であったということがやっぱり一番の理由です。

みお

先程、大学で学んだことを生かした仕事に就きたかったと仰っていましたが、 大学時代は具体的にどんなことを学んでいましたか?

N.K.さん

近現代文学専攻で、文学研究の方法や、文学のより面白い読み方などを学んでいました。

みお

大学時代の思い出を教えてください。

N.K.さん

カナダに海外留学をしたことです。

大学3年次生の夏休みに、同志社女子大学の留学プログラムの1つである、

海外研修プログラム(短期留学)を利用してカナダに行きました。

高校生の頃から海外に憧れていて、留学を希望したのですが、実は英語がとても苦手でした。

でも、大学には英語力を伸ばすためのプログラムが沢山あったので、

それを存分に活用して、何とか日常生活に困らない程度の英語力を身につけました。

特に、英語英文学科の英会話の授業は頑張りました。

国際課の職員さんにも沢山助けていただいて、無事に留学することが出来ました。

みお

大学時代に力を入れていたことは何ですか?

N.K.さん

時間を有意義に使うことです。

やりたいと思ったことや興味を持ったことに対して、即行動していました。

みお

具体的に教えて下さい。

N.K.さん

戦争に関する文学にすごく興味があったので、広島県の原爆ドームを見学し、

沖縄県のひめゆりの塔を訪ねたりして、積極的に興味を持ったことについて学んでいました。

思い立ったら即行動!で、隙間時間を見つけては色々なところに行きました。

様々なところに行くためにはお金も必要なのでアルバイトも積極的に行っていましたし、お家でゴロゴロしている暇は無かったです。

みお

同女に入学して良かったことはありますか?

N.K.さん

あります。まずはなんと言っても、恩師と友達に出会えた事が何よりも良かったです。

学びの面においても、充実した施設で大好きな文学研究をすることが出来たり、海外留学を経験できたりと、やりたいことが全部出来ました

大学の施設や制度を最大限活用出来たからこそ楽しくて充実した4年間を過ごせたのだと思っています。

もう一度、大学を選ぶとしても私は同女を選びます。

みお

卒業生として受験生に一言お願いします!

N.K.さん

同女は充実した施設や学びへのサポートがありますし、自分と似たような境遇の友達と刺激し合う事で新しい発見などが待っています。

私自身も周りの友達と支え合い、刺激し合って沢山の事を学び、充実した毎日を過ごしました。

同女はやりたいことが見つかる大学です。

みなさんも、同女で友達と刺激し合いながら、やりたいことを見つけて下さい。

みお

今回はお仕事のこと、それから大学生活のことなど、沢山のお話を聞かせて頂きました。

「もう一度大学を選ぶとしても、同女を選びます」という言葉がとても印象的でした。

私もそんな風に思えるように、残りの大学生活を目一杯楽しみたいと思います!

それから、N.K.さんのような素敵な先生になりたいと思いました(^^)

本当にお忙しい中、終始にこやかにお話をしてくださりありがとうございました!

この記事を書いたVIVI girls