京都新聞@キャンパス 同志社女子大学 音楽療法

2012/06/05

濱谷 紀子 (学芸学部 音楽学科特任教授)

 

京都新聞では、毎週水曜日に@キャンパスという企画で、京都の各大学の学生の活動に見開き2ページという大きなスペースを与えている。

2012年6月6日号は、本学音楽療法コースの学生5人が卒業生を中心とした音楽職能グループ「MTQ」を取材している。「音楽療法の可能性を探る」として、MTQが行なっている滋賀県市立長浜病院、大津市民病院、滋賀県成人病センター、また京都の洛西愛育園や長岡京市での子どものための音楽療法を訪問し、保護者や職員の方々とも話すチャンスも持った。
学生にとって、たくさんの感動をどのように記事にまとめていくのかは難しく、四苦八苦であったようだ。

担当教員として私が学んだことは二つあった。一つ目は学生の変化である。現場で、障がいを持ちながら楽しくまた真摯に人生に取り組む人達や、そのまわりで支える家族やスタッフに触れて、自分自身の生き方を見直す機会を与えられたのではないか。音楽療法は座学で学ぶことは難しい。生きている現場こそが人を育てるのだと実感した。二つ目は担当記者の粘り強い学生への指導や説明である。毎週の特集のために、いろいろな大学のたくさんの学生達と会って、どんな状況にも対応しているとは言え、まったくの素人の学生をひたすら指導し続けるその大変さは想像に余る。最低半年または1年間の時間を費やすことができる私達教員はなんと恵まれているのだろうか、とも感じた。そして新聞社の仕事というものをチラリと垣間見ることができたのも収穫であった。

内容については、6月6日号をご覧ください。素敵な写真も満載です。

 

※所属・役職は掲載時のものです。