職員の懲戒処分について

2012/11/07

2012年9月20日に京都市左京区路上で本学教務課職員が刺殺された事件で、本学職員(59歳、男性)が9月29日に逮捕、10月19日に殺人及 び鉄砲刀剣類所持等取締法違反の公訴事実により起訴されました(同日10月19日付で総務部付勤務及び就業規則第8条第4号(刑事訴追による)休職を発 令)。さらに、10月29日には器物損壊容疑で追送検されています。
このことを受け、本法人では、当該事案を懲戒規程にある「違法性のある行為によって、法人又は各学校の名誉又は信用を害したとき」に該当するとし、本人を2012年11月6日付で「懲戒解雇」としました。

改めて、被害にあわれた職員に哀悼の意を表し、ご遺族の皆様に心からの慰めをお祈りするとともに、在学生、保護者、卒業生をはじめ関係各位には多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。

本学としましては、今回の事件を厳粛に受け止めて、二度とこのようなことが起こらないように、外部メンタルヘルス機関との連携による相談体制を強化 し、研修制度の充実等により「良心教育」の原点に立ち返り、教職員全員で心を一つにして、誠実かつ公正な職務の遂行に全力をあげて取り組んでまいります。


2012年11月7日
学長 加賀裕郎