● ■ 就職の機会均等■ 『男女雇用機会均等法』について■ 『女性活躍推進法』について9Placement Handbook 2026● ● ● 応募書類の準備→ Lesson.41参照日本国憲法は、職業選択の自由を基本的人権の一つとして、すべての国民にこれを保障しています。職業選択の自由、すなわち“就職の機会均等”は、各人の適性と能力に応じて自由に職業を選択することができるということです。企業等においては公正な採用業務が行われなければならず、本人の適性や能力等の判断に必要な書類以外の提出を求めたり、身元調査を行うことなどは許されません。戸籍謄(抄)本等、採用選考に際して不要と思われる書類の提出を求められたり、差別的な取扱いを受けた場合等は、キャリア支援部に届け出てください。女性労働者の増加にともない、1985年制定、1999年4月から改正、施行。「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等女子労働者の福祉の増進」、すなわち就職における女性差別の撤廃を趣旨としたこの法律の制定により、企業等の人材募集や採用、配属、昇進などの場における男女の平等が保障されることになりました。「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(「女性活躍推進法」)は働く女性の活躍を推進するため2015年に制定され、2019年の改正法成立を経て、2022年4月に全面施行されました。詳しくは、厚生労働省のWebサイト内、女性活躍推進法特集ページを検索してください。 就職試験に応募するために必要な書類は、いつでも提出できるよう、常に複数枚用意しておく必要があります。企業等により若干異なることもありますが、下記のものが本学所定の書類であり、一般的な応募書類となります。① 履歴書・自己紹介書(巻頭P10の書き方見本参照) 1) 原則として本学指定用紙を使用すること。(同志社女子大学キャリア支援部、同志社大学東京サテライト・キャンパス、同志社大学大阪サテライト・キャンパスで販売。履歴書1セット(2枚)10円、封筒1枚10円) 2)添付する写真のサイズは4cm×3cm。正面・上半身、できれば会社訪問時の服装・髪型のもの。 (写真の裏に大学名、氏名を書いて、しっかり貼る) 3)黒インクのペンを使用し、必ず自筆で楷書し、丁寧に記入すること。(消えるペンは不可) 4)1文字でも書き損じた場合は、新しい用紙に書き直すこと。(修正テープ等は使用不可) 5)記載した内容に関することは、面接試験での質問に備えて、より深く、幅広く話せるよう整理しておくこと。② 成績証明書・卒業見込証明書(就職活動中は常時、数通用意しておくこと) 発行は教務課前の自動発行機を利用してください。 【利用時間:教務課窓口の事務取扱時間内(11:30〜12:30も利用できます)】 卒業見込みの文言が入った成績証明書及び卒業見込証明書は例年、卒業年次の4月下旬もしくは5月初旬以降に発行されます。 その他、健康診断証明書(就職活動中は常時、数通用意しておくこと)を求められることがあります。 本学の定期健康診断を受けた者にのみ交付されるので必ず受診してください。自動発行機での発行(教務課前にあり)となります。健康診断証明書は例年、5月初旬以降に発行されます。 各種証明書について発行可能日以前に企業等から提出を求められた場合は、まだ発行できない旨を説明し、指示を仰いでください。また、企業等より推薦書を求められることがあります。次のことに注意して、キャリア支援部まで申し出てください。 1)企業等から提出の指示があった場合のみ発行する。 2)推薦書は原則、指導教員推薦書とし、1人1通しか発行しない。 ただし推薦書を提出した企業等に採用されなかった場合は、この限りでない。 3)指導教員以外の推薦書の提出を求められた場合は、キャリア支援部に相談すること。 4)推薦書の発行には時間を要するため、早めにキャリア支援部に申し出ること。就職の機会均等・女性の活躍推進
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