ブックタイトル同志社看護 第4巻2019年

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概要

同志社看護 第4巻2019年

表1国内における認知症のある人の睡眠障害に関する論文概要の一覧No.著者テーマ出典目的対象者の選定基準対象者対象者数1笠井恭子,小林宏光,川島和代特別養護老人ホーム入居者の夜間の排泄ケアと睡眠状態との関連日本老年看護学会誌21(2):51-58,2016.1年間記録した睡眠データから夜間排泄行動が自立した者と定時排泄ケアの者の睡眠状態を比較して睡眠改善ケアを検討する知見を得る120名定員の施設に入所,1要介護3までで日中離床,2身体状態安定,3睡眠薬及び催眠作用薬の内服なし,4夜間せん妄,徘徊なし左記の条件を満たす21名2笠井恭子,小林宏光,川島和代要介護高齢者の睡眠状態と睡眠の季節差(北陸地方の特別養護老人ホームにおける長期追跡調査から)日本老年看護学会誌21(1):19-27,2016.マット型睡眠計設置による特養入居要介護高齢者の睡眠状態を長期的に追跡し,北陸地方の四季の変化が睡眠に与える影響について検討する120名定員の施設に入所,1要介護3までで日中離床,2身体状態安定,3睡眠薬及び催眠作用薬の内服なし,4夜間せん妄,徘徊なし左記の条件を満たす21名3小西円,陶山啓子介護老人保健施設入居者の生活習慣要因が夜間睡眠に与える影響日本老年看護学会誌20(2):76-82,2016.老人保健施設入所者の夜間睡眠に生活習慣が与える影響を明らかにする老人保健施設入所者NMスケール29.0点,眠剤内服者6名含む施設入所者27名,平均年齢83.5歳4笠井恭子,小林宏光,川島和代要介護高齢者施設でのマット型睡眠計設置事例の紹介日本看護技術学会誌14(2):195-199,2015.マット型睡眠計設置による睡眠測定の長期的記録の技術的側面を分析する120名定員の施設に20台の機器を設置合計481夜測定特養入所者24名5小西円,西田佳世床上時間や消灯時間が施設入所者の夜間睡眠に与える影響愛媛県立医療技術大学紀要,12(1):47-50,2015.老人保健施設入所者の床上時間や消灯時間が夜間睡眠に与える影響を明らかにする老人保健施設に入所65歳以上連続7日間の測定が可能な者30名(男性8名,女性2 0名),平均年齢86歳療養型医療施設入院中の8名6堤雅恵,小林敏夫,涌井忠昭他認知症高齢者の睡眠・覚醒パターンに対するアクティビティケアの効果広島大学保健学ジャーナル9(2):38-44,2011.女性認知症高齢者への睡眠・覚醒パターンに対するアクティビティケアの効果を明らかにする(女性)HDS-R=5.1点,眠剤服用無.長期間の調査及びアクティビティに参加可能,疼痛や掻痒感,睡眠時無呼吸症候群のような疾患なし8名(女性),平均年齢85.1歳,7高山直子,洲崎好香,有吉浩美アクティグラフ測定による施設内高齢者の睡眠・覚醒リズムの実態日本健康医療学会誌,19(1):9 - 1 5,2010.施設内高齢者の睡眠・覚醒リズムをアクティグラフにより計測し,年代別の睡眠・覚醒リズムを明らかにする施設入所者,重篤な疾患なく日常生活自立.眠剤服用なし.22名(女性19名,男性3名),平均年齢80.2歳8角濱春美ショートステイ利用高齢者の在宅時と入所時における睡眠覚醒リズム日本看護技術学会誌1(1):11-19,2002.入所に伴う環境変化が高齢者の睡眠覚醒リズムに何らかの影響を及ぼすかを考察する在宅療養者の在宅時とショートステイ利用時に,入所判定委員会により研究参加可能と判定及び同意を得た者11名(男性1名,女性1 0名),7 5歳代~90歳,平均年齢85.3歳9飯田英晴日常生活能力からみた高齢痴呆患者の睡眠構造及び睡眠・覚醒リズムについて埼玉医科大学雑誌,28(3):131-137,2001.寝たきり高度痴呆患者(原文まま)の睡眠構造と睡眠・覚醒リズムを健常高齢者と比較し,社会的・対人的な働きかけが睡眠障害に与える影響を検討する脳出血後遺症,多発性脳梗塞痴呆と診断された高度痴呆患者45名(平均年齢78.6歳,寝たきり30名,半介助1 5名),健康高齢者10名10*佐藤鈴子,菅田勝也,阿南みと子在宅高齢者の夜間介護を行う中高年女性家族介護者の睡眠日本看護科学学会誌,20(3):40-49,2000.在宅要介護高齢者の夜間介護を行う中高年女性の家族介護者の睡眠の問題を明らかにする在宅で介護を行っている女性と介護をしていない女性(介護者一人毎の年齢の近いものを選定,就労していない者)介護者(50歳以上,夜間1回以上の中途覚醒)と非介護者各10名* :介護者を対象とした研究32