ブックタイトル同志社看護 第4巻2019年

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概要

同志社看護 第4巻2019年

50.1点よりやや低く推移し,退院後にさらに低下した。PFの推移には時間の主効果が認められ(F=10.954,p<0.001),入院前と入院日に比べ退院後の得点が有意に低かった(p=0.001,p=0.004)。RPの平均値は,入院前49.7±6.0点,入院日49.9±5.0点,退院後41.9±7.8点であった。入院前と入院日は60歳代平均値50.2点よりやや低く推移し,退院後にさらに低下した。RPの推移には時間の主効果が認められ(F=15.534,p<0.001),入院前と入院日に比べ退院後の得点が有意に低かった(p<0.001,p=0.001)。BPの平均値は,入院前58.0±4.4点,入院日56.9±6.5点,退院後44.1±8.4点であった。入院前と入院日は60歳代平均値51.3点より高値を示したが,退院後には著しく低下した。BPの推移には時間の主効果が認められ(F=47.216,p<0.001),入院前と入院日に比べ退院後の得点が有意に低かった(p<0.001,p<0.001)。GHの平均値は,入院前49.9±6.5点,入院日49.0±7.1点,退院後47.7±6.4点であった。入院前は60歳代平均値50.6点よりやや低く,入院日,退院後と軽度の低下傾向を示したが,時間の主効果は認められなかった(F=1.545,p=0.221)。VTの平均値は,入院前50.7±7.1点,入院日50.4±6.1点,退院後47.6±7.7点であった。入院前と入院日は60歳代平均値52.4点よりやや低く推移し,退図2対象者のSF-8得点の推移12