ブックタイトル同志社看護 第3巻
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同志社看護 第3巻
退院後1ヶ月に低下していた。時間の主効果は認められなかった(F=0.59,p=0.558)。BPの平均値は,入院前32.1±9.3点,入院後33.7±9.3点,退院後1ヶ月44.1±9.6点であった。入院前と入院後は70~80歳代標準値46.9点より低値を示したが,退院後1ヶ月には上昇した。BPの推移には時間の主効果は認められ(F=19.93,p<0.001),退院後1ヶ月が入院前と入院後より有意に得点が高かった(p<0.001,p=0.001)。GHの平均値は,入院前43.7±10.2点,入院後44.6±8.9点,退院後1ヶ月45.3±7.9点であった。すべての時点で70~80歳代標準値47.0点とほぼ同様の得点であった。時間の主効果は認められなかった(F=0.49,p=0.616)。VTの平均値は,入院前42.4±10.7点,入院後42.7±10.2点,退院後1ヶ月46.1±8.7点であった。入院前と入院後は70~80歳代標準値49.4点より低く推移したが,退院後1ヶ月に基準値近くまで上昇した,時間の主効果は認められなかった(F=2.20,p= 0 . 1 2 0)。SFの平均値は,入院前34.3±5.5点,入院後31.6±8.5点,退院後1ヶ月34.8±12.0点であった。すべての時点で70~80歳代標準値48.5点より低値を示した。時間の主効果は認められなかった(F=1.14,p=0.327)。REの平均値は,入院前31.4±17.8点,入院後34.3±14.5点,退院後1ヶ月29.4±15.5点であった。すべての時点で70~80歳代標準値44.8点よりも低値を示し,退院後1ヶ月に低下した。時間の主効果は認められなかった(F=1.11,p=0.336)。MHの平均値は,入院前43.6±11.1点,入院後40.9±9.3点,退院後1ヶ月46.0±9.4点であった。すべての時点で70~80歳代標準値50.9点よりも低値を示し,入院後に一旦低下したが,退院後1ヶ月には入院前よりも上昇した。MHの推移には時間の主効果は認められ(F=4.24,p=0.019),退院後1ヶ月が入院後より有意に得点が高かった(p=0.012)。点605550454035302520151050点605550454035302520151050国民標準値×××:70~80歳代標準値××時間主効果F=19.93,p<0.001N=31入院前入院後退院後1ヶ月入院前入院後退院後1ヶ月入院前入院後退院後1ヶ月入院前入院後退院後1ヶ月身体機能PF日常生活機能(身体)RP身体の痛みBP全体的健康観GH国民標準値×入院前入院後退院後1ヶ月××****N=31×:70~80歳代標準値×時間主効果F=4.24,p=0.019入院前入院後退院後1ヶ月入院前入院後退院後1ヶ月入院前入院後退院後1ヶ月活力VT社会生活機能SF日常生活機能(精神)RE心の健康MH**p<0.01, *p<0.05図2 SF-36図2 SF-36得点の推移*6