ブックタイトル同志社看護 第3巻

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概要

同志社看護 第3巻

腰部脊柱管狭窄症患者の周手術期におけるQOL及び心理の推移最多5回が1名であった。術前の日常生活動作は自立26名(83.9%),一部介助5名(16.1%),術前より装具装着は7名(22.6%),非装着24名(77.4%),仕事は有職8名(25.8%),無職23名(74.2%),家族構成は独居2名(6.5%),同居者有29名(93.5%)であった。2.入院前から退院後1ヶ月におけるH A D Sの推移(表2・図1)2)抑うつ得点「抑うつ疑い」または「抑うつあり」は,入院前10名(32.3%),入院後12名(38.7%),退院前8名(25.8%),退院後1ヶ月12名(38.8%)であった。抑うつ得点の平均値は,入院前6.7±3.1点,入院後6.8±3.5点,退院前6.0±3.5点,退院後1ヶ月7.0±3.1点であった。抑うつ得点は,入院前に比べ退院前に一旦下降し,退院後1ヶ月に上昇したが,時間の主効果は認められなかった(F=0.92,p=0.432)。1)不安得点「不安疑い」または「不安あり」は,入院前10名(32.3%),入院後9名(29.1%),退院前4名(13.0%),退院後1ヶ月5名(16.2%)であった。不安得点の平均値は,入院前6.1±3.0点,入院後6.2±2.9点,退院前4.8±3.1点,退院後1ヶ月5.0±3.2点であった。不安得点は,入院後に最も高い値を示し,退院前から退院後1ヶ月にかけてやや低下し,時間の主効果は認められた(F=3.29,p=0.024)。下位検定では各時点間に有意な差は認められなかった。3.入院前から退院後1ヶ月におけるSF-36の推移(図2)PFの平均値は,入院前13.6±16.1点,入院後14.2±15.1点,退院後1ヶ月15.9±16.0点であった。すべての時点で70~80歳代標準値37.9点より低値であった。時間の主効果は認められなかった(F=0.38,p=0.686)。RPの平均値は,入院前22.7±12.6点,入院後23.5±16.7点,退院後1ヶ月20.4±10.5点であった。すべての時点で70~80歳代標準値42.4点より低値であり,表2??対象者の不安・抑うつ状態不安表2対象者の不安・抑うつ状態N=31入院前入院後退院前退院後1ヶ月人(%)人(%)人(%)人(%)不安なし21(67.7)22(71.0)27(87.1)26(83.9)不安疑い7(22.6)7(22.6)2(6.5)3(9.7)不安あり3(9.7)2(6.5)2(6.5)2(6.5)抑うつ抑うつなし21(67.7)19(61.3)23(74.2)19(61.3)抑うつ疑い6(19.4)7(22.6)3(9.7)6(19.4)抑うつあり4(12.9)5(16.1)5(16.1)6(19.4)点N=31時間主効果F=3.29,p=0.024入院前入院後退院前退院後1ヶ月不安得点入院前入院後退院前退院後1ヶ月抑うつ得点図1 HADS得点の推移5