「鳴門公園フィールドワーク~かけがえのない世界・私たち~」を実施しました

2023/02/06

日時:2023年1月31日(火)~2月1日(水)
授業:卒業研究Ⅱ
担当:山下智子

 

「卒業研究Ⅱ」の学びの一環として、山下ゼミの学生5名が瀬戸内国立公園の一部である鳴門公園でフィールドワークを行いました。現代社会学部社会システム学科ライフデザインコースに属する本ゼミは「宗教的観点から考える現代社会・ライフデザイン」をテーマにしています。今回は聖書に示される神の創造物としての世界観・人間観への理解を深めることを目指しました。

一日目は大塚国際美術館を訪れ、システィーナ礼拝堂をはじめとする古代遺跡や教会などの壁画を環境空間ごとそのまま再現した立体展示やなどをじっくり体験・鑑賞しました。

二日目は世界三大渦潮である「鳴門の渦潮」を船にのりごく間近から、また大鳴門橋遊歩道を歩き45メートルの高さから観測するなどしました。

今回のフィールドワークは、新島襄がより広い世界を意識することになった1862年の「快風丸」での航海やその時の出来事を踏まえたものでもあります。新島のこの経験はやがて1864年、函館からの脱国へとつながります。

ミケランジェロの天井画「天地創造」や迫力ある渦潮から受けた感動や、ゼミの仲間との楽しく活発な意見交換などから、神がこの世界やわたしたちをかけがえのないものとしてお創りになられたことへの理解を深め、新たな世界への旅立ちにむけ大きな励ましを見出すことができました。

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撮影時のみマスクを外しています

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