石垣・八重山で考える自然環境から伝統文化までの景観保全に関するフィールドワークを行いました

2023/02/06

日時:2023年1月20日(金)~23日(月)
授業:卒業研究Ⅱ
担当:大西秀之
参加学生:11名

2023年1月20~23日に石垣・八重山に4年次生ゼミのフィールドワークを行いました。今回の目的は、自然環境や伝統景観などの保護保全を地域コミュニティが主体となって推進しているあり方を現地で見分し、学ぶことにあります。

まず竹富島を訪問し、サンゴ礁保全や伝統的集落景観保護を実体験し、当該地域の環境や文化が観光資源になるとともに、それを持続的に活用するためにも、それらの保全・保護が不可欠であること確認しました。次に地域が主体となってサンゴ礁保全を行っている白保浜を訪問し、現地で保全に取り組まれているNPO法人夏花でレクチャーをしていただきました。

また夏花の理事や憲章推進委員を務められている市議会議員の宮良操氏から、地域が主体となってサンゴ礁保全を行ってこられた経緯や想いをお聞きました。

健全な地域の暮らしが維持されなければ環境保全が実現しないことをはじめ、オーバーツーリズムの問題や地産地消の推進など、石垣・白保に留まらない社会課題を再考する機会になりました。参加ゼミ生も真剣に聴講し、自らの感想や見解などを積極的に発言し、活発な意見交換が行われ、実りのあるフィールドワークとなりました。

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