宇治田原町 インスタ観光を通した地域活性化プログラムと現地フィールドワーク

2021/10/11

日時:2021年10月10日(日)10時〜18時
「インターンシップⅡ・みらいまちづくりファクトリー研究会」担当:天野 太郎

このプロジェクトでは、京都府南部の地域活性化をどのようにして進めていくのか、その実践を通して様々な提案を行っていく内容で昨年度から京都府南部の宇治田原町にて進めています。宇治田原町は私たちの京田辺キャンパスからも程近く、また緑茶発祥の地としての茶文化が発展し、さらに近年では正寿院のハートの形の窓枠が、インスタグラム観光として京都を代表する観光資源の一つともなりつつあります。そうした宇治田原町で、通過型観光ではない地域交流をいかに進めていけるか、宇治田原町の協力も得ながら地域連携型学習プログラムを進めています。

今回のプログラムでは、本年8月からゼミで実施していた宇治田原町でのインスタグラム写真コンテストのうち、WEB上での投票を行い上位5作品を宇治田原町 正寿院のご協力をいただき、その本殿にて展示させていただくことになりました。そのパネル作成と展示を進めるとともに、今回新たに参加する学生も交えて町内の観光資源を見学しつつ、どのような課題が存在し、どのような可能性があるのかを検討するためのフィールドワークを実施しました。茶を活用し、飲料としてだけでない食文化の展開や、地域交流館の活用方法、並びにインスタグラム観光の新たな「聖地」・正寿院の副住職様によるその意義や経緯、さらには町内活性化についての可能性についてもお話をいただきました。若い学生の視点・意見をどのように反映した地域活性化プログラムを進めていくことができるのか、これからも持続的に宇治田原町でのフィールドワークを進めていくことになりました。

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