京都フィールドワーク 11月25日(水)
今回のフィールドワークでは、京都と北部の物流を支えた保津川水運の歴史と文化、現在の観光での利用について学ぶとともに、嵯峨野の開発の中心地となった清涼寺(嵯峨釈迦堂)を軸としたテーマを設定し、現地学習を行ないました。
JR亀岡駅に集合したのち、亀岡盆地特有の霧の発生状況や、亀山城ゆかりの地域の歴史を概観しながら保津川下りの船に乗船しました。江戸時代以降活発に利用された物流路の展開や、京のくらしを支え続けてきた船運のあり方が、今日では観光用としていかされていることについて学習を行いました。
保津川は途中で大堰川と名称を変え、その名称の由来となった堰の役割について学びつつ、嵯峨野の開発の歴史とその中心的役割を果たした清涼寺を訪問しながら、古代から中世にかけて京都郊外における一都市として発展してきた嵯峨野の景観について学ぶことができました。
参加学生7名 引率 天野太郎