※インタビュー内容は取材当時のものです。
- T.Kさん
- 現代こども学科
- 2013年3月卒業
公立小学校(京都府)
教諭
学校実地研修で職場の空気を実感できた。
京田辺市にある公立の小学校で、現在は5年生の担任をしています。この仕事を選んで良かったと思うのは、こどもが一生懸命頑張っている姿を見たとき。その成長に胸を打たれます。保護者と接する機会も多いため、教師として発言の一つ一つに責任を持つようにしています。大学では、ゼミで何度も模擬授業を行いました。このとき先生や友人にもらったアドバイスは、今も大切にしています。また、教師力養成講座の小学校での実地研 修では、実際の仕事や現場の空気を知ることができ、貴重な経験となりました。楽しみながら学べる授業をつくり上げ、こどもに安心感を与えられるような教育者になりたいです。
- K.Eさん
- 現代こども学科
- 2014年3月卒業
大阪狭山市立こども園
保育教諭
多彩な人と触れ合い、刺激を受けた経験が、
今に生きています。
授業やボランティア活動での経験から、遊びをこどもの気づきや学びにつなげられることにやりがいを感じ、保育の道に。現在は、保育者としてこどもに与える影響力に責任を感じながらも、こどもたちの大きな成長をともに喜び、そのキラキラ輝く笑顔に毎日パワーをもらっています。こどもたちもそうであるように、一人ひとり異なる個性や考え方を持っていると気づくことができたのは、海外研修プログラム「海外こども事情A」で、タイの教育施設やスラム地域を訪れたことがきっかけでした。発展途上国の姿を目のあたりにし、多様な価値観を身につけることの大切さを肌で感じました。また、小学校教員、企業への就職、大学院進学など、さまざまな夢を持った現代こども学科の仲間からも、多くの刺激を受け、保育以外の幅広い世界に触れることができました。「自分らしさを発揮し、友達のことも認められる」こどもたちを育てることを目標に、学び続ける保育者でありたいと思います。
- S.Rさん
- 現代こども学科
- 2014年3月卒業
株式会社ボーネルンド
コンシューマー事業部
ショップ店長
こどもと接した日々が、
より良いご提案につながっています。
ゼミ活動で地域の親子に「あそび」を提案する取り組み「YYプレイパーク」を通して、現在の会社に出合いました。それまでは、教員になることを視野に入れ勉学に励んでいましたが、「あそび」でこどもの成長に寄与したいという企業理念に共感し入社を決意しました。現在は、店長として店舗運営を任されています。在学中は、教育実習や小学校でのインターンシップ、託児所でのボランティア、「こどパ」など、こどもと触れあえる機会が多く、0歳から小学生まで幅広い年齢のこどもと接した経験が、こどもの成長に合ったあそび道具をご提案する際の大きな自信に。また、学科で学んだ知識は、子育てに悩んでいらっしゃるお客様へアドバイスする際に役立っています。教員をめざして取り組んだ学びが、今の職場でも発揮できていることに喜びを感じています。お客様から「買ってよかった」と言っていただけるよう、そして、より一層こどもの成長を支えられるよう、今後は社会の動きにも目を向けていきたいです。
- K.Sさん
- 現代こども学科
- 2014年3月卒業
京都市 養正保育所
保育士
自分次第でどこまでも成長できる環境が、
夢をかなえてくれました。
幼い頃から弟や年下のこどもたちの面倒を見るのが好きで、気がつけばこどもと接する仕事に就くことをめざしていました。現在は、その夢を実現し、こどもたちと楽しい気持ちを共有しています。笑顔で抱きついてくれたときなどが、やりがいと幸せを実感する瞬間です。在学中に培ったコミュニケーション能力は、今でも役に立っています。座学だけでなく、さまざまな人と意見を交わしたり、グループで取り組む課題などが設けられていたため、多様な価値観に触れ、ものごとの伝え方を身につけることができました。また、教職の魅力だけでなく現代の教育現場の課題を学べたことも、貴重な経験です。学生時代は、尊敬できる先生や、大好きな仲間たちと過ごせた有意義な時間でした。自分の目標に向かって真剣に取り組める環境があり、自分次第でどこまでも成長し突き進むことができる。自分の夢を信じることができる。それが、同志社女子大学の魅力だと感じます。
- K.Aさん
- 現代こども学科
- 2013年3月卒業
社会福祉法人清和園
京都市祥豊児童館
児童厚生員
こどもの発達段階に応じた行動や心理の学びが
現場で役立っています。
地域のこどもたちが遊びに来る児童館で働いています。こどもにかかわる仕事に就くことは高校生の頃からの夢でした。健やかな成長を見守りながら、こどもたちから笑顔と元気をもらっています。誕生日に、こどもたちからサプライズでお手紙をもらったときは感動しました。「こどもの発達心理学」では、こどもの行動や心理について年齢別に学ぶ科目だったので、さまざまな年齢のこどもと接する職場で役立つ知識を得ることができました。大学でともに学んだ友人とは卒業後も連絡を取りあい、同じ分野で働くプロとして情報交換なども行っています。私にとって同志社女子大学は仕事のスキルを身につけるだけでなく、心の支えとなる人たちと出会い、絆をつくることができた場所でした。社会で生きていくために必要な基盤を築くことができた、貴重な4年間だったと思います。