吉野政治特任教授・廣瀬千紗子特任教授〈最終講義〉

2019/02/13

今年度末をもってご退職される日本語日本文学科の吉野政治特任教授と廣瀬千紗子特任教授による
最終講義を開催しました。
在学生はもちろん、卒業生や教職員、たくさんの方々にお越しいただきました。

吉野政治先生は「私の研究」と題して、『日本語そのものから日本本来の文化や思想の形を明らかにし、
外国語の影響の形を明らかにする』という先生の研究テーマをお話しいただき、
講義内では先生ご自身の研究に至るまでの経緯やこれからの活動についてお話しいただきました。
また、廣瀬千紗子先生には「江戸の文芸が面白い理由(わけ)」をテーマに、江戸時代の出版ジャーナリズムや芸能興行、
さらに江戸時代の日常生活での読書や書物との関わりについて、先生の視点・考察から講義が進められ、
大変有意義な時間となりました。
その後に行われたお二人の対談では、短期大学時代の話や日本語日本文学科設立について、
さらに、着任当時や昔の懐かしい思い出話に花を咲かせ、大いに盛り上がりました。
お二人の心温まる掛け合いで、終始会場は笑顔と笑いに包まれていました。

講義終了後には、ゼミ生より花束が贈呈され、盛大な拍手をもってあらためて
長年のご活躍と本学へのご貢献をたたえました。
また、対談後に行われた茶話会にも多くのご参加をいただき、先生方を囲んでの歓談に花を咲かせました。