日本語日本文学科

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授業やゼミ

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Nプロ

演劇として表現する日本文学の世界。

演じて学ぶ日本文学

「学科の仲間と共に、日本文学の舞台をつくり上げたい」。そんな学生の声に応えるかたちで、2014年からスタートしたのが「日学演劇プロジェクト」、通称「Nプロ」です。題材となる文学作品の選定、実際に舞台に立つ演者はもちろん、脚本、音響、衣装、照明まで、演劇に関わるすべての工程と作業を学生の手で行うのがこのプロジェクトの特徴。上演される文学作品は『竹取物語』などの古典から、『羅生門』などの近代文学など多岐にわたります。学生たちはプロの演出家の指導の下で練習に励みつつ、仲間と一から演劇を生み出す過程でチームワークと主体性を培います。加えて、演じることで深く物語の世界に入り込み、文学を新たな視点で再発見できるという点も、Nプロならではの魅力となっています。

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実践型授業

情報を自分らしく料理する、“編集思考”を身につける。

編集技術Ⅰ・Ⅱ

編集とは情報という名の“素材”を、特定のテーマに基づいて整理・体系化し、自分らしいかたちでひとつの“料理”に仕上げること。この授業では、プロの編集者・ライターとして社会の第一線で活躍されている方の指導の下、主に紙媒体の編集技術を磨きます。学生たちは編集における原則を学んだ上で、自分が表現したいテーマを模索。スタンダードなルールは踏まえながらも、学生ならではの新鮮な視点で、情報をどうまとめるかを自由に考えていきます。制作フェーズにおいては、学生主体で取材も実施。自ら集めた情報に基づいて、コンテンツを考案し、原稿を仕上げます。プロのデザイナーからアドバイスをもらいながら、紙面デザインを経験できるのもこの授業の醍醐味です。学生たちはデザイン/ライターチームで共同しながら紙面をつくりあげ、クリエイティブ現場におけるチームワークの重要性も学びます。

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プロのアドバイスを参考にしながら、学生同士で何度も話し合いを重ね、満足のいく紙面をつくり上げます
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日本語教師への道をサポート

日本語を「教える力」で、グローバル社会に貢献。

山本先生 : 日本語教育基礎演習

グローバル化が進み、日本国内に暮らす外国人人口が増加傾向にある現代。そんな中で高まってきているのが、日本語を母語としない方々に向けた「日本語教育」の必要性です。当学科ではそういった社会のニーズをとらえ、母語としての日本語や文学を学ぶだけでなく、日本語を「教える」技術を育てる授業も幅広く用意しています。日本語教育を行う際に気をつけるべきことや効果的な授業手法など、日本語教育のノウハウを学び、模擬授業を通して学生の中に知識を深く落とし込んでいく「日本語教育基礎演習」。海外における日本語教育の現場に学生が赴き、日本語を実際に教える経験を積む日本語指導実習プログラム。こういった取り組みによって学生たちの「教える力」を磨き、日本語を通して国際社会で活躍していける人材を育成していきます。

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ゼミナール科目

映画やアニメを通じて、文学作品を再解釈。

宮本ゼミ:映画を通して学ぶ文学

近年、文学作品や漫画がアニメ映画・実写映画化され、社会現象を巻き起こすことも、珍しくなくなりました。切っても切れない関係になった「文学」と「映画」。その関係性を紐解き、双方を分析・観察することで物語や作り手への理解を深めることが宮本ゼミの活動目的です。「映画と文学」を題材に学生たちが取り組む研究テーマは、原作と映像作品の比較分析、アニメ作品に重点を置いた研究、映画の宣伝文句として多用されている「社会派」という言葉の定義を突き詰める研究まで、多岐にわたります。学生たちは映画を観る、文学を読むということだけにとらわれない自由な発想で映画と文学が社会とどのようにつながっているか、どのような影響を及ぼしているかといった思考を深めていきます。

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表象文化学部