2021年度英語英文学科春学期講演会

2021/06/18

6月16日(水)、春学期英語英文学科講演会を開催しました。当初対面で開催予定でしたが、緊急事態宣言及び遠隔授業期間の延長を受け、オンライン(Zoom)のみでの開催となりました。講師には、プランナーであり、株式会社 ExForm (エクスフォーム) 代表取締役・株式会社 Facade Laboratory (ファサード・ラボ) 代表取締役副社長の金澤卓也氏をお招きし、「英語の先にみえる風景- クリエイティブの現場とキャリア経験を語る」と題してご講演いただきました。

高校卒業後、建築を学ぶためアメリカの大学に留学し、その後アメリカや日本でキャリアを積んでこられた金澤氏。講演では、氏が関わっておられるクリエイティブな現場でのプロジェクト(主に海外のブランドビジネス)に関するお話をわかりやすく語っていただいたほか、後半には、これから就職活動をするにあたって多くの不安や悩みを抱くであろう学生らに向けて、紆余曲折だったという自身の経験を踏まえた多くのアドバイスをいただきました。特に、クリエイティブ業界や「ものづくり」の仕事にこれまであまり接点がなかった学生らにとって、その仕事現場を知ること自体新鮮であったようですが、人とコミュニケーションをとるうえでのアドバイスや、「『ちゃんとしてから』という日はこない。時間がかかっても、まっすぐ進めず蛇行しながらでもよいのでとりあえず進んでほしい。」というメッセージは、学生らの心に強く響いたようです。

英語英文学科生・教職員約60名が参加しました。貴重で示唆に富んだご講演で、参加した在学生からは、次のような感想が寄せられました。

  • 自分のキャリアビジョンを考える上でとても参考になりました。
  • 私は来年からものづくりの現場に就職予定なので、クリエイティブな世界を知ることができて良かったです。
  • とにかく行動してみるということが大切だという考えに気付かされました。
  • いくら時間はかかってもいいから、ちゃんとではなく、自分なりに進んでいくことの大切さを学びました。
  • 困難があっても自分で考えながら進むことの重要性を学びました。
  • 何を選択しなかったかという部分に焦点を当てる考え方が新鮮でした。就活をこれからしていく立場で、なんとなく職種を眺めていてもピンとこないのは、いきなり具体的に取り掛かろうとしているからだと気づき、考え直すきっかけになりました。
     
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