映像ワークショップ プロの現場に学ぶ CM・ドラマの撮影テクニック!

2013/11/15

【2013年度 第3回 情報メディア学科ワークショップ】

日時:2013年10月27日(土) 9:00〜17:00
ドラマ、CM、映画で撮影監督を務める武村敏弘氏を講師にお迎えし、一眼レフカメラでの撮影テクニックを学ぶワークショップを開催しました。

午前は、露出調整を理解するためにレンズの絞り値、シャッタースピード、感度のそれぞれの関係とその効果についての説明を受けました。次に照明の色や位置、カメラの位置とアングルの変化によって観客が受ける心理的効果や、演者とカメラの位置関係について、参加者をモデルとして実際に撮影し、その変化を比較することで違いを実感し、さらにCMや映像作品を観ながら詳しく説明していただき理解を深めました。

午後は屋外ロケで、コンパクトなカメラスタビライザー(カメラマンがカメラを持って歩いたりあるいは車載した際に、その移動によって生じるブレや振動を抑え、スムーズな映像を録ることを目的に開発された機材)を用いたブレない撮影方法や、三脚を使ってパンニング(固定したカメラの向きを左右に振ること)しながらフォーカスを合わせるコツを学びました。
最後の2時間は参加者が2チームに分かれ、武村氏が事前に準備したシナリオを元に性別、年齢、職種、場面の状況を設定し、チーム内で演者と撮影班に分かれて撮影を行いました。

ワークショップ全体を通して実際の“現場”を意識したお話やテクニックの説明があり、参加者にとって有意義なワークショップとなりました。

参加者11名