６月２３日（土）に今出川キャンパスで、海外留学に必要な試験のひとつIELTS（アイエルツ）の対策講座を実施しました。５学科から２５名※の学生が参加しました。 

これまで、留学に必要な試験としてTOEFLが重視されてきましたが、この数年IELTSの受験生が急増しています。その理由には、イギリスへの留学に際して原則としてTOEFLが使えなくなったこと、IELTSの方が、留学先大学が求める英語力基準をクリアしやすいといった声が多いことなどがあげられます。 

国際課では課外講座『海外留学準備セミナー』のなかでも「IELTS攻略法」（日本人講師）を扱っていますが、今回の「IELTS対策講座」（日本人講師）では、IELTSの模擬問題を解きながら、セクションごとに解法のテクニックや採点方法などを学びました。例えば、Reading Sectionにおける解答の進め方、SkimmingやScanningの方法、Listening Sectionにおける挿入語句のPredictの方法、Writing & Speaking Sectionsにおける採点ポイントなどです。 

6時間にわたる講座でしたが、学生達は最後まで講師の話に真剣に耳を傾け、ペアワークなどにもしっかり取り組んでいました。今回のIELTS対策講座の参加によって、学科学年を超えた友人ができたり、IELTS攻略に自信をつけたりした学生も少なくなかったようです。 

※参加者の学科別内訳は次のとおりです。国際教養学科２名、社会システム学科３名、医療薬学科１名、英語英文学科１８名、日本語日本文学科１名。