2017年度 人間生活学科公開講演会『六次産業化に挑む農村女性の想いとむらづくり』

2017/11/01

 2017年11月1日(水)に2017年度人間生活学科公開講演会が開催されました。今回は,福島県飯舘村の渡邊とみ子氏に「六次産業化に挑む農村女性の想いとむらづくり」と題し,講演いただきました。

 渡邊氏自身のこれまでの経歴や飯舘村において地域づくりに携わってきたなかでの苦労を振り返るとともに,地域づくりへの想いを語っていただきました。また,福島第一原発事故によって,これまで培ってきたものをすべて失ってからも,あきらめずに福島の福幸(ふっこう)に向け,栽培しているカボチャ「いいたて雪っ娘」を使った特産品づくりなどに挑み続けているその想いを語っていただきました。

 講演を聞いた学生からは,「何事も始めないと何も起こらない,得られるものもないことを知り,いろんなことに挑戦したい」や「地域づくりは男性がやっているものと思っていたが,女性も中心となってできることがあるのだということがわかった」といった感想が寄せられました。