2017年8月8日に住生活学研究室の3年生と4年生、26名が三重県の伊勢志摩を訪れ、海の博物館や伊勢神宮を見学しました。

日本文化デザイン賞、日本建築学会賞などを受賞している海の博物館では、自然風景を十分に取り入れられた木造の展示棟や80隻もの木造船が並ぶ日本一の収蔵庫を見学し、新しい時代の博物館建築に触れることができました。

伊勢神宮では、日本古来の建築様式を伝える神宮の社殿を見学し、唯一神明造の特徴を学びました。ヒノキの素木を用い、切妻、平入の高床式で屋根は萱葺、柱は掘立など、その姿は簡素にして直線的で、素木の美しさを最も輝かせる建築様式を感じることができました。

このフィールドワークの体験を通して、今後の住生活学の学習に対する視野を広げることができ、さらに、ゼミの仲間との交流も深めることができました。