2016年11月9日、純正館のS014教室で食物栄養科学科特別講義が開催され、50名余りの学生が参加しました。

講師は、キユーピー（株）ファインケミカル本部営業部にお勤めされている青木望さんで、「実体験を通じて学生の皆様に伝えたいこと」というサブタイトルで講演して頂きました。

青木さんは、本学食物栄養科学科食物科学専攻を卒業されてから一貫してファインケミカル本部に所属して医薬品や化粧品の原料となる素材を企業などに提案する営業畑を歩んでこられました。素材である化学物質の特性や分析法など先方の質問に答えることも多く、卒業論文（食品分析学）や学科で学んだ知識が役に立ったこと、勉強や資格、そのほか大学時代にやりたいと思ったこと何にでもチャレンジしたことが今に生かされているとのことでした。社内資格である「マヨスター」を取得して小学校向けの食育活動にも積極的に取り組んでおられたり、10年後の自分を見据えた夢を語る青木さんの明るく気さくな話しぶりに引き込まれて、多くの学生が感銘を受けました。

この特別講義には1年次生から4年次生まで幅広く参加し、質疑応答でも学生から活発に質問が出るなど、それぞれの学生にとって得るところの多い有意義な内容でありました。