人間生活学科フィールドワーク<京都デニム 友禅染の色付け体験>

2016/09/24

9月24日(土)、被服学研究室の3年生13名は、フィールドワークとして「京都デニム」の染を手がけていらっしゃる手捺染工場を訪ね、友禅染の色付けにチャレンジしました。

江戸中期から続く老舗の呉服メーカーが2004年に立ち上げた「京都デニム」は、友禅染や小紋、着物のデザイン技法など伝統技術を用いた新しい感覚のジーンズ作りで話題を呼んでいます。

夏休み前の「応用演習I」などを通してその取り組みや商品展開について関心を抱いていましたが、実際に「京都デニム」のスタッフさんと手染め職人さんのレクチャーを受けながら、和の技法で洋服地のデニムを染める職人さんの技と工夫、和と洋、伝統と新しさを融合させたデザインの魅力に触れることができました。また、筆を使ってデニム素材に思い思いに色を挿し、それぞれ個性的な作品を仕上げました。

職人さんから、センスがあると褒められたゼミ生たち。

伝統技術の伝承という重要な課題について少し考えさせられながらも、あっという間の楽しい時を過ごしました。