開催日｜2013年9月11日（水）～13日（金）

ANAグループと本校の連携協力に関する包括協定のもと、3日間におよぶセミナーをグループ各社の協力により実施しました。

【1日目】
本学京田辺キャンパスにおいて、企業としてのエアライン、空港での仕事、グループ各社の基礎知識と航空専門用語、企業訪問時のマナーや立ち居振る舞い、身だしなみなどについて講義を受け、実習を行いました。

【2日目】
午前中、航空管制官などの養成校である国土交通省航空保安大学校にて航空保安業務について講義を受け、各実習室を見学しました。午後からは関西国際空港にて、ANA関西空港株式会社の方による、チェックインカウンター、ステーションコントロール部、第2ターミナルでのLCCのハンドリングなど、空港の施設見学を行いながら業務説明を受け、質疑応答を行いました。その後、関西国際空港に隣設するホテルにおいて、ホスピタリティについて学びながら、ホテル内の施設見学を行いました。夕食はテーブルマナーの講習を受けながらフレンチのフルコースを頂き、講師やホテルの方との懇談の中で、実体験に基づく具体的なお話を伺いました。

【3日目】
午前中、全日本空輸株式会社・ANAセールス株式会社にて業務説明を受けた後、社内の見学および社員の方たちとの質疑応答を行いました。午後からは、株式会社インフィニ トラベル インフォメーションにて業務説明を受けた後、専用端末を使った国際線チケット予約入力実習および、業務全般についての質疑応答を行いました。

今回のセミナーを通して、学生たちは、「1機の飛行機を飛ばすために様々な部門のスタッフが1つのチームとして役割を果たしていること」「お客様から見えない仕事に携わっているスタッフの一人一人が、利用者へのホスピタリティを常に意識していること」に気付くことができました。学生たちからは、「航空業界に対する漠然とした憧れが、はっきりとした目標に変わった」「『ホスピタリティ』が、エアラインやホテル業界だけでなく、すべての業界、また、日々の生活の中でも大切であることが分かった」「挨拶や時間前行動といった社会人として当たり前のマナーを、守れていないことに気付くことができた」「これからの就職活動に向けてモチベーションを高めることができた」などの感想が寄せられ、充実した3日間となりました。