『Japan Studies C』松尾大社、西芳寺(苔寺)、西芳寺古墳群フィールドトリップ

2018/12/07

JSP留学生と本学学生で構成する『Japan Studies C』クラスの一環で、12月1日(土)に松尾大社、西芳寺(苔寺)、西芳寺古墳群へのフィールドトリップを実施。本授業の担当講師 Paul Carty先生、JSP留学生9名、本学学生1名と引率者2名の合計13名が参加しました。

京都の歴史がこのクラスのテーマとなっています。松尾大社では、現代庭園学の泰斗・重森三玲(しげもりみれい)氏(明治29年〜昭和50年)が長年にわたる庭園研究の奥義を結集し、この地上に残す最高の芸術作品として、全身全霊を傾注して造られた松風苑三庭を中心に参拝しました。Carty先生がそれぞれの建立の背景や歴史を詳しく解説してくださり、参加学生は先生のお話に聞き入っている様子でした。その後は西芳寺(苔寺)を参拝しました。約120種の苔が境内を覆い、緑のじゅうたんを敷きつめたような美しさから苔寺とも呼ばれています。庭園内の茶室・湘南亭にて、般若心経を聞きながら、座禅を組み、お札へ願い事を筆で書き入れました。秋色に染まった美しい西芳寺を見ることができました。最後は、西芳寺(苔寺)から徒歩で西芳寺古墳群へと移動しました。参加者は、少し緊張しながらも実際に古墳の中に入りその感覚に驚いた様子でした。

本フィールドトリップは京都の古い歴史と、現在の美しい姿に同時に触れることのできる、忘れられない経験となりました。