薬学部海外病院・薬局研修を無事に終了しました

2019/03/26

海外病院・薬局研修に参加した薬学部5年次生5名の学生は、阿南節子特任教授の引率のもと、2月9日(土)に日本を出発し、米国での研修を終えて、3月3日(日)に帰国しました。

現地では、南カリフォルニア大学(USC)にて、実際にUSCの学生が受講している講義(薬理学、薬化学、薬理遺伝学、薬物動態学、薬物治療など)を聴講したり、Case Conference(症例検討会)に参加したりしました。

また、臨床現場において、薬剤師外来における仕事や入院患者への対応など臨床薬剤師の活躍を体感してきました。今回は、地域のヘルスフェアに参加し、薬学生が地域の方々の血圧・血糖・コレステロールを測定し、その結果で適切な助言を行うのを見学し、薬学生と患者さんとの距離の近さを体験しました。

薬剤師がチーム医療の重要な一員として、医師、看護師、その他の医療事業者とそれぞれの専門性を活かした医療活動を行っている米国の現状を実体験し、日本の薬剤師の現状と比較することにより、今後の薬剤師の在り方を考える貴重な機会となりました。

 

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