INTERNET 電子メールの配送はメールサーバによって行われます。メールサーバは、インターネット上で各ネットワーク単位に電子メールの送信や受信を行うコンピュータです。普通の郵便にたとえると、管轄郵便局のような働きをします。送信者がメールサーバに電子メールを送ると、メールサーバは送信先を調べ、送信先のメールサーバへ電子メールを配送します。配送されたメールはサーバ内にユーザごとに設けられたディスク(普通の郵便での私書箱のようなスペース)に保管されます。受信者は、メールサーバに接続して新しいメールが届いているかを確認しに行きます。新着のメールが有れば自分のパソコンに受信して、その内容を読むことができます。Webメールサービスとは、Microsoft Edgeなどのブラウザから利用することのできる電子メールシステムの総称です。Webメールサービスは受信メールの閲覧や、メッセージの作成・送信などをブラウザで行えます。また、すべてのメッセージをメールサーバで管理するので、ブラウザで特定のWebサイトを開いてログイン(ユーザIDとパスワードを入力)できれば、どこからでもメールをチェックすることができます。ただ、すべてのメッセージがメールサーバに残されたままになり、メールサーバの空き容量が残り少なくなると送受信ができなくなる場合もあるため、注意が必要です。メールを表示電子メールの仕組みWebメールサービスとは●メールを送る私私が使用しているメールサービス送信受信●メールを受ける相手のプロバイダブラウザや専用ソフトを使ってメールサーバ内のメールを読みます。どこでもメールの送受信が可能となります。相手送信受信プロバイダインターネット接続業者のことで、インターネットサービスプロバイダ(ISP)を略した呼び方。電話回線や専用回線などを通じて大学や企業、個人のコンピュータをインターネットに接続させるのが主な業務です。また、付加サービスとして、メールアドレスとWebサイト用のディスクスペースを付与しているのが一般的です。httpsWebサイトを閲覧する際に、サーバとブラウザ間でデータを送受信するのに使われるプロトコルであるHTTPに、SSLによるデータの暗号化機能を付加したプロトコル。これによってサーバとブラウザ間の通信を暗号化し、個人情報などを安全にやり取りすることができます。047
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