インターネットの世界では、送信者側から送信する情報に特別な処理が行われずにそのままの形で送られるのが一般的です。情報が相手に届くまでの間、さまざまな組織のネットワークやコンピュータを経由するので、途中で通信内容を覗かれる可能性がないとも限りません。サービスの入会申し込みや買い物、アンケートなど、さまざまな個人情報を入力するように求めてくるサイトがあります。クレジットカード番号やパスワード、住所、氏名、電話番号、メールアドレスなどを送信すると、途中で誰かに傍受され、悪用されてしまう危険性があることを認識してください。鍵の表示がない場合は、情報は暗号化されずにそのまま送信されます。鍵の表示がある場合は、そのページで入力した情報は暗号化されてから送信されます。●暗号化されていない●暗号化されているSSLSecure Socket Layer。ブラウザとWebサーバ間で安全な通信を行うためにNetscape Communicationsが開発したセキュリティ機能。現在インターネットで広く使われているWWWやFTPなどのデータをさまざまなセキュリティ技術で組み合わせ、データの盗聴や改ざん、なりすましを防ぐことができます。データ送信時の危険性暗号化とはインターネットで重要な個人情報などをやりとりする際、情報漏えいを防ぐために「暗号化」という技術を利用します。WWWでは通信内容の盗聴や改ざんを防ぐための暗号化技術として「SSL」という方式がよく用いられています。この方式が用いられているかどうかは、Microsoft Edgeでは画面右上に表示される南京錠のようなマークで判別することが可能です。参考:本学のシステムから送信するメール●スパムと判断して隔離したメールの一覧通知026
元のページ ../index.html#28